市場ニュース

戻る
 

【材料】SUBARUが後場に弱含む、今期最終益予想据え置きも対ドル想定134円

SUBARU <日足> 「株探」多機能チャートより
 SUBARU<7270>は後場に入り弱含みの展開。午後1時に発表した23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算は、売上高が前年同期比39.9%増の2兆8079億8400万円、最終利益が同2.5倍の1544億1900万円だった。通期の業績予想は売上高のみ3兆8000億円から3兆7000億円(前期比34.8%増)に下方修正し、営業利益と税引き前利益、最終利益の見通しは据え置いた。

 今期の最終利益は2100億円(同3.0倍)を見込んでいるが、市場のコンセンサスを下回る水準となっている。更に、同社は通期の想定為替レートについて1ドル=134円(前回公表133円)、1ユーロ=140円(同136円)と、それぞれ円安方向に見直した。対ドルの想定為替レートは実勢と比べても円安となっており、円高進行時の業績の下振れを懸念した売りが出たようだ。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均