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【市況】このあと1月のISM非製造業景気指数

 このあと日本時間0時に1月調査分のISM非製造業景気指数が発表される。予想は50.4と景気判断基準の50を回復することが見込まれている。

 前回12月分は50を下回る予想外の弱い数字で、2020年5月以来の低水準となった。厳しい寒波が影響した面も大きかったものと思われるが、新規受注が大きく低下し、需要見通しへの懸念の高まりも示されている。また、サービス業も製造業と同様に在庫水準の高さが気掛かりとなっていることも示されていた。

 今回1月分は寒波も和らいだことから、前回よりは多少上昇が見込まれてはいるが、50付近に留まると見られており、サービス業はリセッション(景気後退)モードに入っていることが示されると見込んでいる。

 米雇用統計の発表後でもあり、市場にどの程度のインパクトをもたらすかは未知数。

ISM非製造業景気指数(12月)4日0:00
予想 50.4 前回 49.6

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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