【材料】メタが決算受け大幅高 経営効率の前進を好感=米国株個別
メタ・プラットフォームズ<META>が大幅高。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を下回ったものの、売上高は予想を上回った。売上高の大半を占める広告収入が予想を上回っている。また、ガイダンスも公表し、第1四半期の売上高は予想範囲内の見通しを示した。同社はまた、自社買いの枠を400億ドル拡大するとも発表。
広告需要が堅調で広告のインプレッション数が予想以上に増加していたほか、フェイスブックのユーザー数も伸びている。警戒されていただけに、今回の数字は投資家に安心感を与えているようだ。
ザッカーバーグCEOは「今年の経営テーマは効率。より強く、機敏な組織になることに注力している」と説明した。組織構造フラット化と中間管理職の一部ポスト削減に加え、生産性向上に向けたAI活用の取り組みを進めていると述べている。
今回の決算を受けて複数のアナリストから目標株価の引き上げが伝わっており、従来の165ドルから260ドルに引き上げたアナリストもいる。「投資家は将来、2023年をメタのセンチメントシフトとして振り返るだろう。第4四半期は利用率、エンゲージメント、収益のすべてが伸びた一方、コストと設備投資は下がって来ており、これはさらなる上昇のレシピだ」と述べた。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.76ドル(予想:2.95ドル)
・売上高:321.7億ドル(予想:316.5億ドル)
広告収入:312.5億ドル(予想:308.6億ドル)
・営業利益率:20%
・月間アクティブユーザー:29.6億人(予想:29.8億人)
・1日アクティブユーザー:20.0億人(予想:19.8億人)
・広告インプレッション数:+23%(予想:+13.5%)
・平均広告単価:-22%(予想:-17.2%)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:260~285億ドル(予想:272.5億ドル)
(通期見通し)
・総費用:890~950億ドル(従来:940~1000億ドル)(予想:951.6億ドル)
・設備投資:300~330億ドル(従来:340~370億ドル)(予想:343.5億ドル)
(NY時間09:35)
メタ・プラットフォームズ<META> 180.46(+27.34 +17.85%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
広告需要が堅調で広告のインプレッション数が予想以上に増加していたほか、フェイスブックのユーザー数も伸びている。警戒されていただけに、今回の数字は投資家に安心感を与えているようだ。
ザッカーバーグCEOは「今年の経営テーマは効率。より強く、機敏な組織になることに注力している」と説明した。組織構造フラット化と中間管理職の一部ポスト削減に加え、生産性向上に向けたAI活用の取り組みを進めていると述べている。
今回の決算を受けて複数のアナリストから目標株価の引き上げが伝わっており、従来の165ドルから260ドルに引き上げたアナリストもいる。「投資家は将来、2023年をメタのセンチメントシフトとして振り返るだろう。第4四半期は利用率、エンゲージメント、収益のすべてが伸びた一方、コストと設備投資は下がって来ており、これはさらなる上昇のレシピだ」と述べた。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.76ドル(予想:2.95ドル)
・売上高:321.7億ドル(予想:316.5億ドル)
広告収入:312.5億ドル(予想:308.6億ドル)
・営業利益率:20%
・月間アクティブユーザー:29.6億人(予想:29.8億人)
・1日アクティブユーザー:20.0億人(予想:19.8億人)
・広告インプレッション数:+23%(予想:+13.5%)
・平均広告単価:-22%(予想:-17.2%)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:260~285億ドル(予想:272.5億ドル)
(通期見通し)
・総費用:890~950億ドル(従来:940~1000億ドル)(予想:951.6億ドル)
・設備投資:300~330億ドル(従来:340~370億ドル)(予想:343.5億ドル)
(NY時間09:35)
メタ・プラットフォームズ<META> 180.46(+27.34 +17.85%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美