【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 日立、キーエンス、野村　(2月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の1月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　中部鋼鈑 <5461>
　23年3月期の連結経常利益を従来予想の94億円→115億円(前期は55.2億円)に22.3％上方修正し、増益率が70.1％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

★No.2　大塚商会 <4768>
　22年12月期の連結経常利益は前の期比1.6％減の566億円になったが、23年12月期は前期比5.2％増の596億円に伸びる見通しとなった。

★No.3　日東工器 <6151>
　23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比17.3％増の31億円に伸び、通期計画の36.6億円に対する進捗率は84.7％に達し、5年平均の75.6％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<5461> 中部鋼鈑 　　　東Ｐ 　 +21.26 　　2/ 1　　　3Q　　　205.81
<4768> 大塚商会 　　　東Ｐ　　 +8.93 　　2/ 1　本決算　　　　5.23
<6151> 日東工器 　　　東Ｐ　　 +8.74 　　2/ 1　　　3Q　　　 17.34
<6632> ＪＶＣケンウ 　東Ｐ　　 +7.48 　　2/ 1　　　3Q　　　528.63
<6653> 正興電 　　　　東Ｐ　　 +6.70 　　2/ 1　本決算　　　 27.17

<5191> 住友理工 　　　東Ｐ　　 +6.59 　　2/ 1　　　3Q　　　906.09
<3371> ソフトクリエ 　東Ｐ　　 +6.52 　　2/ 1　　　3Q　　　　9.82
<9990> サックスバー 　東Ｐ　　 +5.95 　　2/ 1　　　3Q　　　　黒転
<3173> コミニックス 　東Ｐ　　 +3.62 　　2/ 1　　　3Q　　　 54.77
<6501> 日立 　　　　　東Ｐ　　 +3.32 　　2/ 1　　　3Q　　　-23.00

<6436> アマノ 　　　　東Ｐ　　 +2.91 　　2/ 1　　　3Q　　　 24.37
<8282> ケーズＨＤ 　　東Ｐ　　 +2.70 　　2/ 1　　　3Q　　　-25.26
<6861> キーエンス 　　東Ｐ　　 +2.50 　　2/ 1　　　3Q　　　 22.74
<4980> デクセリ 　　　東Ｐ　　 +2.15 　　2/ 1　　　3Q　　　 40.74
<4044> セ硝子 　　　　東Ｐ　　 +1.12 　　2/ 1　　　3Q　　　111.03

<5481> 山陽鋼 　　　　東Ｐ　　 +1.01 　　2/ 1　　　3Q　　　 42.29
<8604> 野村 　　　　　東Ｐ　　 +0.27 　　2/ 1　　　3Q　　　-28.41

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース