【通貨】外為サマリー:一時128円10銭台に軟化、前日の安値割り込みドル売り加速
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1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=128円98銭前後と前日に比べて1円10銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が会見でインフレが緩和し始めているという認識を示し、FRBの利上げ終了が近いとの観測が強まるなか一時128円55銭まで軟化した。
前日の米債券市場で長期金利が低下(債券価格は上昇)したことから日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが出やすく、この日の東京市場のドル円相場も軟調な展開。ニューヨーク市場でつけた安値を割り込むとドル売りに拍車がかかり、午前9時20分過ぎには128円18銭まで下押す場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1019ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0140ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=141円54銭前後と同10銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS