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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 5日線と25日線に挟まれた狭いレンジで推移


 日経225先物は11時30分時点、前日比40円高の2万6380円(+0.15%)前後で推移。寄り付きは2万6320円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6320円)にサヤ寄せする形で、やや売り先行で始まった。ただし、現物の寄り付き直後に付けた2万6280円を安値に買い戻されると、終盤にかけて一時2万6440円まで上昇する場面も見られた。グローベックスの主要な米株先物が小幅ながらプラス圏で推移していたほか、円相場が1ドル=128円80銭台と、やや円安に振れていたことが買い戻しに向かわせたようだ。

 米株安の流れから売りが先行したものの、日銀プレーによる需給調整は一巡し、日経225先物は5日移動平均線水準での底堅さが見られた。下値の堅さが意識されるなか、上値抵抗の25日線水準を試す動きとなっていた。ただし、25日線を明確に上放れることができず、5日線と25日線に挟まれた狭いレンジでの推移を継続。

なお、NT倍率は先物中心限月で13.75倍に低下した。5日線水準での攻防を見せており、同線を下回ってくるようだと、NTショートに振れやすくなりそうだ。

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