市場ニュース

戻る
 

【経済】【クラウドファンディング】 “AIスタイリスト”が手持ちの服からコーディネートを提案! STANDING OVATION、1月25日募集開始

  "AIスタイリスト"が手持ちの服からコーディネートを提案してくれるアプリを展開する株式会社STANDING OVATION(東京都渋谷区)が、株式投資型クラウドファンディング(新株予約権型)による出資を募集します。申し込みは1月25日19時30分開始を予定しています。

・ 新株予約権型
・ 目標募集額:1008万円、上限募集額:4032万円
・ VC出資実績あり
・ 事業会社/CVC出資実績あり
・ エンジェル出資実績あり
・ 類似上場企業:エアークローゼット、ロコンド、クロスプラス、リネットジャパングループ、BuySell Technologies、トレジャー・ファクトリー

「循環型ファッション体験」の普及・浸透を目指す

 STANDING OVATIONは、ユーザーの手持ちの服をAIスタイリストが自動で組み合わせて、コーディネートを提案してくれるBtoCアプリ「XZ(クローゼット)」、アパレル企業のECサイト上で「商品」+「手持ち服」のコーディネートをブランド横断でシミュレーションでき、購入を促進するBtoBサービス「XZ-biz(クローゼット・ビズ)」を開発・提供しています。

 「XZ」は累計185万ダウンロードを突破(2022年12月時点)し、約4000万点のファッションアイテム(手持ち服=私服)のデータが登録されています(2023年1月時点)。

【タイトル】
(出典:FUNDINNO)

 ユーザーは簡単な操作で「XZ」に手持ちの服を登録でき、持っている服を組み合わせて実現できるコーディネートのイメージを、AIが気温や天気に合わせて提案。また、いつどんな服を着たか記録できるカレンダー機能や、手持ち服の使用状況や色、ブランドの分布を可視化する機能もあり、「着る服がなかなか決まらない」「同じような組み合わせばかりになってしまう」などの悩みを持つユーザーに好評だといいます。

【タイトル】
(出典:FUNDINNO)

 「XZ-biz」は「XZ」の仕組み・エンジンを切り出して活用し、アパレル企業のECサイト上で「商品」+「手持ち服」を組み合わせたイメージをシミュレーションできるサービスです。

 自社ECサイトに「XZ-biz」を導入すると、現在販売している商品とユーザーが以前購入した服を組み合わせたコーディネートのイメージをシミュレーションして提案。ユーザーは無駄買いをせず、必要な商品が見つかる上に手持ち服も生かせるため、「サステナブルな買い物」が可能になるといいます。

 また、ユーザーが手持ち服との組み合わせや着回し、相性のチェックなどをイメージしながら買い物ができるため、導入企業では、購入率(CVR=Conversion Rate:顧客転換率)が約7.6~10倍に向上しているそうです(同社調査)。

【タイトル】
(出典:FUNDINNO)

 「XZ-biz」は今後、ECサイトだけでなく実店舗への展開やブランドを横断したコーディネートの提案、アプリで登録した手持ち服との連携も予定しており、いつでもどこでも、自分のクローゼットの中身を参照しながら買い物体験ができるサービスを提供していきたいとしています。

 同社のビジョンは、ユーザーのクローゼットのデジタル化による「クローゼットを持ち歩くファッション体験」をスタンダード化し、普及・浸透させること。着回しのバリエーションが増えることで、手持ち服を生かしたサステナブルな買い物体験を提供し、ユーザーのクローゼットの最適化を目指しています。

 なお、同社は2022年、日経BPが発行する「日経クロストレンド」が選出した「未来の市場をつくる100社」にコマース部門で選出されています。

 「現在のアパレル業界の課題でもある、短期的な売上を求める『売って終わり・売りっぱなし』の一方通行型ではなく、AIテクノロジーを駆使してタンスの肥やしを蘇らせ、有効活用を促す『循環型ファッション体験』が弊社の目指す世界観です」(同社)



STANDING OVATIONが「解決したい課題」

 同社は「解決したい課題」として、以下の2つを挙げています。

(1)多くの人が抱く「自分をおしゃれに見せたい」という本音

 「ファッションが趣味」という人でなくても「変な格好だと思われたくない」「おしゃれに見える格好をしたい」「同じ服ばかりだと思われたくない」という思いは持っているものだと同社は考えています。

 また、手持ち服との組み合わせが分からず、新しい服を衝動買いしてしまったという人や、よく着る服はほんの一部で、買ったはいいものの、あまり着ていない"タンスの肥やし"を大量に抱えている人も多いはずだと見ています。

 ファッションセンスに自信のない人でも、多くは「少しでも自分をおしゃれに見せたい」「さまざまな着回しのバリエーションを楽しみたい」という本音を持っているといい、同社は「ファッションセンスに自信のない人でも、気軽におしゃれを楽しめるサービスがあればいいのではないか」と考えたそうです。

(2)"タンスの肥やし"は1人25着、大量生産・大量廃棄が環境問題に

 同社によると、衣服の製造・販売など、ファッション産業のために排出されるCO2は世界で年間約21億トン、日本国内で約1億トンといいます(IEA、環境省「令和2年度 ファッションと環境に関する調査業務」)。

 CO2だけでなく、染色に使う水や合成繊維に使う石油など、衣服の大量生産には大きな環境負荷がかかる一方、大量生産された衣服を消費者がうまく活用できていないのが現状だと同社は認識しています。

 環境省の調査で、日本人は「1年間に一度も着ていない服」を1人平均25着所持しており、また、着用されない服のうち約68%はリユースや再利用されることなく、ゴミとして廃棄されていることが判明。また、国内では年間約100万トンの衣類が大量廃棄されているそうです(独立行政法人中小企業基盤整備機構)。

【タイトル】
(出典:FUNDINNO)

 同社によると、近年、これまでの大量生産・大量廃棄から脱却し、着回しを工夫することで1着のライフサイクルを伸ばして環境負荷を考慮するSDGsとしてのファッションへの取り組みが注目されているといいます(環境省「令和2年度 ファッションと環境に関する調査業務」)。

「コーデ予報」「カレンダー」機能も実装した「XZ」

 同社の「XZ」は、AIスタイリストが、ユーザーの手持ち服を組み合わせて実現できる着回しのコーディネートを自動で提案してくれるアプリです。手持ち服を登録してデータ化し、AIが画像認識によって、手持ち服と同じ属性(色やカテゴリー)の服で構成されたスナップ写真を抽出、マッチングします。

 スナップ写真は主要なアパレルブランドやファッション系インスタグラマーと連携し、許諾を得た上で提供しており、手持ち服と同じ属性の服を組み合わせたプロの着こなしを見ることでイメージが湧き、コーディネートの参考にできるといいます。

【タイトル】
(出典:FUNDINNO)

 手持ち服はECサイトの購入履歴や商品ページから自動で取り込んだり、ユーザー自身が写真を撮ってAIに属性を自動認識させたり、似ているアイテムから選んだり、いずれも簡単な操作で登録できるといいます。

 また、天気や気温を考慮したコーデ提案機能や、いつどんな服を着たか記録するカレンダー機能など、ユーザーの日々のファッション生活をサポートする機能も搭載。手持ち服はデータ化されているため、色やブランドの比率や使用頻度、コストパフォーマンス、クローゼットの状況などを可視化できるそうです。

【タイトル】
(出典:FUNDINNO)

 "タンスの肥やし"として眠っている服もコーデ提案によって着用イメージが湧くことで、再び利活用でき、それでも着用する機会がない服は大手中古品買取業者トレジャー・ファクトリー <3093> [東証P]と連携し、買取リユースまで対応しています。

 「捨てるのではなく買い取ってリユースを促すことで、サステナブルな循環型ファッションに貢献していきたいと考えています」(同社)

 一方、「XZ-biz」は「XZ」アプリの仕組み・エンジンを切り出し、アパレル企業のECサイト上で「商品」+「手持ち服」の組み合わせイメージをシミュレーションできるBtoB向けSaaS(Software as a Service:必要な機能を必要な分だけ利用できるソフトウェア)です。

 「XZ-biz」では、そのサイトで服を購入したことがあるユーザーがアクセスすると、販売している商品と購入済みの手持ち服を組み合わせて実現できるコーデイメージのシミュレーションの提案や、相性チェックなどができます。

 スナップ写真は各ブランドで販促用に用意している着用イメージの他、提携インフルエンサー・インスタグラマーの写真を利用。AIの画像認識で自動マッチングさせているため、導入企業の運用負荷も軽減でき、写っている商品が欠品・終売となっても、スナップ写真をコーデのイメージとして継続的に有効活用できるそうです。

 ユーザーが、購入済みの手持ち服と商品を組み合わせたコーデ提案を表示させた場合、CVR(購入率)は約7.6~10倍となっており、持っている服と組み合わせた際の着こなしが具体的にイメージできることで、商品購入の意思決定を後押しできると同社は考えています。

 現在、「XZ-biz」はECサイト上のみで展開していますが、中期的には、ブランドの実店舗と連携し、お店でもAIによるコーデ提案が受けられたり、実店舗で購入した商品がECサイトでの提案に反映されたりするなど「OMO(Online Merges with Offline:オンラインとオフラインの融合)サービス」として展開していく予定です。

【タイトル】
(出典:FUNDINNO)

「XZ-biz」実店舗向けは「初期費用+月額料金」でマネタイズ

 「XZ」は無料アプリ(広告収益のみ)として運営していますが、2023年11月、買い足しを促すコーデの提案からのコマース機能や、個人に合わせたコーディネートを提案するパーソナル診断機能を実装し、手数料や月額課金でのマネタイズも開始する予定です。

 「XZ-biz」は初期導入費と月額利用料によるSaaSとして提供していき、ECサイト向けはシミュレーション(タップ)数に応じて金額が決まる形態ですが、実店舗向けはブランドごとの初期費用+導入店舗数に応じた月額料金とする計画です。

 「XZ」はこれまで、広告やプロモーションをせず、オーガニック流入による自然増だけで累計185万ダウンロードを達成しており、当面は現状を維持し、「XZ-biz」の営業・拡販に注力するといいます。

 「XZ-biz」はアパレルECのリスト営業とリファラルで獲得を増やす計画で、そのための体制を構築しており、今後もさらに体制を強化していく予定です。

 また、大手商業施設や紳士服メーカーと共同で、実店舗での導入も含めた「XZ-biz」によるショッピング体験の実証実験の実績があり、現在、EC関連パートナー企業とシステムの連携を進めており、さらなる認知拡大・導入促進とサービス改善を行っていくとしています。

 「将来的には、ブランドを横断してクロスデータを扱えるようにする予定なので、『XZ-biz』が多くのブランドで導入されることで、より良いユーザー体験にもつながっていくと考えています」(同社)

 これまでのファッション関連サービスは、新品の商品やコーディネートを紹介して、購入を促すものばかりで、手持ちの服はフリマアプリなどで扱われるものの、あくまで、単品を売買するものであり、組み合わせて活用を促すものではなかったそうです。

 「XZ」「XZ-biz」は「手持ちの服×コーディネートの提案」で"タンスの肥やし"の活用を促すのが特徴で、衝動買いを促す短期的な成果ではなく、魅力的な買い物体験により、中長期的なエンゲージメント(企業やブランドと消費者との強い関係)形成やLTV(顧客生涯価値)向上を目指しています。

 「自分のクローゼットを可視化して最適化することで、無駄な買い物が少なくなるような、サーキュラーエコノミー(循環型経済)を実現させたいと考えています」(同社)

今後の成長に向けて

(1)2023年以降、コーデ・コマースや実店舗対応などの機能追加

 「XZ」「XZ-biz」は今後、機能追加や改善アップデートを随時行う予定で、直近では、以下の3機能の実装を予定しています。

【XZ:コーデ・コマース機能(2023年11月実装予定)】

 「XZ」内で、ユーザーの手持ち服と新品商品(「XZ-biz」を導入しているECサイトの商品)を組み合わせたコーデを提案し、そこから新品を購入できる機能です。購入成立による手数料でマネタイズする予定です。

 あらかじめ、着回しコーデのイメージを確認してから購入できるため、ユーザーは失敗の少ない買い物ができるといい、アプリの新機能であると同時に、商品の露出面が増えることから、「XZ-biz」導入企業への訴求強化につながるとしています。

【XZ:パーソナライズ提案(2024年実装予定)】

 骨格診断やパーソナルカラーなど、個人に合わせたコーデ提案ができる機能を月額ユーザー課金で導入予定です。従来のAIによる提案の他、プロのスタイリストやファッショニスタらと連携したサービスも検討中です。

 アプリ内で他のユーザーにコーデ相談ができる「Q&Aコーナー」は現在も利用者が多く、詳しい専門家に相談できるサービスには需要があると同社は考えています。

【XZ-biz:実店舗での提供(2024年提供予定)】

 「XZ-biz」をECサイト上だけではなくブランドの実店舗でも提供し、ユーザーの手持ち服を見ながら店頭で接客したり、店頭の商品と手持ち服を合わせたAIコーデ提案などができるサービスを計画しています。

 また、ショールーミング(小売店で確認した商品をその場では買わず、ネット通販で購入すること)のように、実店舗で商品と手持ち服のコーデを確認してからECで買うという利用法も見込んでいます。

 「XZ-biz」導入ブランドには、まず、現在のECサイト上で効果を実感してもらい、その上で実店舗展開へ向けての営業を行う計画です。また、試着室やスマートミラー(カメラを搭載し、タッチ操作で簡単にコーディネートができる鏡)にコーデ提案を表示するなどの新たな展開も検討しています。

 さらに、ユーザーが好みや気分によって見たいコーデを切り替えられるインタラクティブなUI/UXも準備中です。

(2)クロスブランドやアプリ連携によるクローゼット統合

 「XZ-biz」は現在、そのECサイトで過去に購入した服のみがコーデ提案に用いられますが、今後は、他ブランドのECサイトや実店舗で購入した服や自ら写真撮影した服も「手持ち服」として自身のクローゼットに追加登録でき、クロスブランドでコーデのシミュレーションができる仕組みを構築する予定です。

 ブランド間の垣根を超えた連携には「XZ-ID(クローゼット・アイディー)」を使い、「XZ」アプリとも連携し、ユーザー自身が元々持っていた手持ち服も統合できるように設計を行っています。これで、ユーザーが持っているすべてのブランドの手持ち服(ファッションアイテム)を1つのクローゼットに統合し、各ECサイトやブランド実店舗でも持ち回れるようになると考えています。

 「XZ-ID」の詳しい仕様は半年~1年以内には実現したい考えです。この統合型クローゼットとOMOによる実店舗展開によって、いつでもどこでも、手持ち服を起点にAIによるコーディネート提案を受けられるようになり、「クローゼットを持ち歩くファッション体験」が実現できるとしています。

 「弊社の立ち位置は、従来の1次流通と2次流通の間をつなぐ『1.5次流通』の担い手です。XZサービスでは、1次流通で購入したまま"タンスの肥やし"になっていたアイテムの再活用を促し、それでも不要ならば、2次流通によるリユースを促します」(同社)

(3)将来的なEXITはバイアウトを想定

【タイトル】
(出典:FUNDINNO)

※今後の売上計画の中心となる「XZ-biz」の提供による売上は2023年12月期より開始予定で、それ以前の売上は受託開発による売上。

(4)2027年に「XZ-biz」導入ECサイト数400以上を計画

【タイトル】
(出典:FUNDINNO)

株主構成

 同社は以下のVC、事業会社より出資を受けています。

・ファッション&テクノロジー1号投資事業組合
・Skyland Ventures1号投資事業有限責任組合
・DBJキャピタル投資事業有限責任組合
・株式会社ジンズホールディングス
・株式会社トレジャー・ファクトリー <3093> [東証P]
・株式会社アイスタイル
・D4V1号投資事業有限責任組合

類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)

・エアークローゼット <9557> [東証G]
・ロコンド <3558> [東証G]
・クロスプラス <3320> [東証S]
・リネットジャパングループ <3556> [東証G]
・BuySell Technologies <7685> [東証G]
・トレジャー・ファクトリー <3093> [東証P]

発行者・募集情報

■募集新株予約権の発行者の商号及び住所、資本金等
株式会社STANDING OVATION
東京都渋谷区神南一丁目6番5号
資本金:100,000,000円(2022年12月22日現在)
発行済株式総数:2,392株(同)
発行可能株式総数:10,590株
設立日:2014年1月10日
決算日:12月31日

■本新株予約権の発行者の代表者
代表取締役 荻田芳宏

■本新株予約権の数(以下の個数を上限とする)
4,032個

■本新株予約権の払込金額
1個あたり 10,000円

■投資金額のコース及び個数
90,000円コース(9個)
180,000円コース(18個)
270,000円コース(27個)
360,000円コース(36個)
450,000円コース(45個)
900,000円コース(90個)
1,800,000円コース(180個)
3,600,000円コース(360個)
7,200,000円コース(720個)
14,400,000円コース(1,440個)
28,800,000円コース(2,880個)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、450,000円コース(45個)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、28,800,000円コース(2,880個)を上限とする。

■申込期間
2023年1月25日~1月31日

■目標募集額
10,080,000円(上限募集額 40,320,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は32,040,000円とする。

■払込期日
2023年2月24日

■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額1,008万円を以下の目的に充てる予定
営業人件費 300万円
開発人件費 300万円
サーバー費 186万円
手数料 221万円

・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額3,024万円(目標募集額1,008万円と上限募集額4,032万円との差額)を以下の目的に充てる予定
営業人件費 700万円
開発人件費 650万円
サーバー費 340万円
広告宣伝費 668万円
手数料 665万円

■連絡先
株式会社STANDING OVATION
電話番号:03-6447-1723
メールアドレス:info@s-ovation.jp

※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。

<累計185万DL達成>AIスタイリストが『手持ち服』を活かしたコーディネートを提案。クローゼットを起点としたサステナブルなファッション体験を提供する「XZサービス」

【タイトル】

~こちらの記事も読まれています(※外部リンク)~
 
▼ベンチャー企業へ投資した年に受けられる優遇措置
エンジェル税制とは?
 
▼FUNDINNOの評判・口コミを知りたい
FUNDINNO(ファンディーノ)とは?



株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均