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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日銀決定会合の結果を前に、リバランスに伴うショートカバーの動き


 日経225先物は11時30分時点、前日比330円高の2万6100円(+1.28%)前後で推移。寄り付きは2万5900円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万5855円:時間外)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。現物の寄り付き直前に付けた2万5850円を安値にショートカバーが強まり、前場半ばには一時2万6170円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は2万6100円水準でのこう着を継続。

 日経225先物は、日銀の金融政策決定会合の結果を前にリバランスの動きを見せている。為替市場では一時1ドル=129円台に乗せるなど円高修正の動きのなか、リバランスに伴うショートカバーが優勢だった。これにより日経225先物は前日の下落分を吸収し、5日移動平均線水準まで上昇した。リバランスとしては一巡感が意識されやすく、後場はこう着感を強めそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で13.74倍と5日線水準まで上昇してきており、NTショートの短期的な巻き戻しも一巡した格好だろう。

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