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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万6500円回復で短期達成感も意識され、持ち高調整の動きが優勢


 日経225先物は11時30分時点、前日比10円安の2万6400円(-0.03%)前後で推移。寄り付きは2万6500円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6525円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。ただし、節目の2万6500円回復で短期的な達成感も意識されやすく、直後につけた2万6510円を高値に、持ち高調整の動きが優勢となった。前場半ばには3万6340円まで下落する場面も見られたが、下を売り込む動きは強まらず、前場終盤にかけては2万6400円水準での底堅い値動きを継続。

 日経225先物は、米国の12月消費者物価指数(CPI)発表を控えて、節目の2万6500円回復でポジションをクローズさせる動きが優勢だったようだ。為替市場では円相場が1ドル=131円50銭台と朝方からやや円高に振れて推移していることも手掛けづらくさせている。もっとも、買い一巡後のこう着は想定されていただけに、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が強含みで推移するなか、オプション権利行使価格の2万6375円辺りで底堅さが見られるようだと、リバウンドを見せてくる可能性はありそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で13.86倍に低下した。朝方に13.94倍に上昇する場面が見られたが、ファーストリテイリング <9983> [東証P]の弱い値動きが重荷となっている。

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