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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):まんだらけ、住石HD、BTM

まんだらけ <日足> 「株探」多機能チャートより
■まんだらけ <2652>  1,052円  +56 円 (+5.6%)  本日終値
 まんだらけ<2652>は上値追い加速。前週末12月30日の取引終了後に11月の月次売上高を発表し、全店合計で前年同月比26.8%増となった。前月(30.4%増)に続き高水準の伸びを示しており、これを好感した買いが集まった。海外からの来店客の増加をはじめ、国内外を問わず客数が増えたことで店頭販売が伸びた。また、電脳ショップ「ありある」を含む通信販売も堅調な伸びを維持した。

■住石ホールディングス <1514>  412円  +19 円 (+4.8%)  本日終値
 住石ホールディングス<1514>が急伸した。中国当局が豪州産石炭の輸入禁止を巡り、部分的終了について協議したと一部で伝わった。連結子会社を通じ豪州の炭鉱会社に出資する住石HDの業績にポジティブな影響をもたらすとの思惑から、同社株に買いが集まったようだ。豪州の炭鉱をスイスの資源大手と共同運営する三井松島ホールディングス<1518>も動意づき、プラスに転じる場面があった。

■エコモット <3987>  407円  +17 円 (+4.4%)  本日終値
 エコモット<3987>が高い。この日、鉄筋径や配筋間隔の自動計測を行う配筋検査ARシステム「BAIAS」について、2点間計測機能を追加し5日より提供を始めると発表。これを手掛かりとした買いが入ったようだ。村本建設(大阪市天王寺区)と共同開発した同システムは、iPad Proのアプリを用いて計測する。今回の機能追加で、事前準備などで手間がかかる「重ね継手」や「定着」の長さが計測できるようになり、検査プロセスの一層の省力化が期待できるという。

■第一商品 <8746>  123円  +2 円 (+1.7%)  本日終値
 第一商品<8746>や日産証券グループ<8705>がしっかり。ニューヨーク金先物は3日、前営業日比19.9ドル高の1トロイオンス=1846.1ドルに上昇。昨年6月以来、約半年ぶりの水準に上昇した。米10年債利回りが低下するなか、金利を生まない資産である金に対する買いが流入している。これを受け、金地金販売などを扱う商品先物会社の第一商品なども見直されているようだ。

■東和フードサービス <3329>  1,477円  +8 円 (+0.5%)  本日終値
 東和フードサービス<3329>がしっかり。この日、12月度の売上高速報を発表した。既存店売上高は前年同月比11%増となり、堅調さを維持したことを評価した買いが入ったようだ。既存店の客数は同4%増。全店ベースの売上高は同13%増となった。

■U&C <3557>  1,206円  +2 円 (+0.2%)  本日終値
 ユナイテッド&コレクティブ<3557>はしっかり。午後1時ごろ、12月の月次報告を発表。全業態の既存店売上高は前年同月比17.0%増と引き続き高い伸びが続いた。客数は同8.6%増、客単価は同7.7%増だった。

■あみやき亭 <2753>  2,896円  -2 円 (-0.1%)  本日終値
 あみやき亭<2753>は小動き。この日の寄り付き前、23年3月期の連結業績予想について、売上高を297億8000万円から279億6000万円(前期比29.7%増)へ、営業利益を10億円から3億5000万円(前期33億8200万円の赤字)へ、純利益を6億5000万円から1億3000万円(前期比79.3%減)へ下方修正したが、市場の反応は限定的のようだ。消費者マインドの低下による来店客数減少の影響で売上高が計画を下回ったことに加え、店舗運営費のうち大きな比率を占める水道光熱費や人件費などが大幅に増加していることが要因。なお、同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高208億800万円(前年同期比33.9%増)、営業損益4900万円の黒字(前年同期27億8300万円の赤字)、最終損益9100万円の赤字(同5億9000万円の黒字)だった。

■沖電気工業 <6703>  705円  -6 円 (-0.8%)  本日終値
 沖電気工業<6703>は、全体が軟調相場となるなか横ばい圏と底堅く推移している。4日付の日本経済新聞は「OKI子会社のOKIエンジニアリング(東京・練馬)は1月、電子機器メーカーなどを対象にリチウムイオン電池の良品を判定するサービスを始める」と伝えた。ウエアラブル端末や自動車に電池を採用する際に、発火の危険性がないかを事前に調べる、という。リチウムイオン電池市場は急成長するとともに火災など事故の件数も増えており、良品判定に対する需要が増えることが期待されている。

■BTM <5247>  2,524円  +500 円 (+24.7%) ストップ高   本日終値
 大納会に続き、大発会のこの日も直近IPO銘柄の一角に買いが集まっている。デジタル化支援のBTM<5247>やオンライン本人確認サービスのELEMENTS<5246>がストップ高の水準まで買われた。個人投資家の資金が流入しているようだ。メタバースプラットフォームを開発するmonoAI technology<5240>も高い。

●ストップ高銘柄
 ASNOVA <9223>  1,455円  +300 円 (+26.0%) ストップ高   本日終値
 光陽社 <7946>  1,591円  +300 円 (+23.2%) ストップ高   本日終値
 ASJ <2351>  546円  +80 円 (+17.2%) ストップ高   本日終値
 ELEMENTS <5246>  551円  +80 円 (+17.0%) ストップ高   本日終値
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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