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【市況】アジア株 まちまち、香港株は大幅続伸

東京時間18:05現在
香港ハンセン指数   20145.29(+363.88 +1.84%)
中国上海総合指数  3116.51(+27.25 +0.88%)
台湾加権指数     14224.12(+86.43 +0.61%)
韓国総合株価指数  2218.68(-6.99 -0.31%)
豪ASX200指数    6946.19(-92.50 -1.31%)
インドSENSEX30種  61261.93(+94.14 +0.15%)

 3日のアジア株は、まちまち。昨年末(12月30日)の米国株は下落したものの、年明けの米国株価指数先物が時間外取引で上昇していることなどから強弱感が交錯して市場間でまちまちの動きとなった。12月31日に発表された12月の中国製造業PMI・非製造業PMIはいずれも予想や前回を下回った。今日発表された12月の中国財新製造業PMIも予想や前回を下回っている。中国の景気減速への警戒感が広がる一方で、当局による景気刺激策への期待感などが上海株や香港株を支えたとみられる。
   
 上海総合指数は続伸。安寄り後に上昇に転じた。通信会社のチャイナ・ユナイテッド・ネットワーク・コミュニケーションズ、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が買われた。
    
 香港ハンセン指数は大幅続伸。安寄り後にプラス転換して上値を伸ばした。通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)、自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)が買われた。
   
 豪ASX200指数は急反落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、投資銀行のマッコーリー・グループ、医薬品メーカーのCSL、資源・鉱山会社のBHPグループ、石炭会社のホワイトヘイブン・コール、道路建設会社のトランスアーバン・グループが売られた。

出所:MINKABU PRESS

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