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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):rakumo、クルーズ、リプロセル

クルーズ <日足> 「株探」多機能チャートより
■レッド <3350>  48円  +2 円 (+4.4%)  本日終値
 レッド・プラネット・ジャパン<3350>が高い。28日取引終了後、第三者割当増資や新株予約権の発行による資金調達の実施を発表。また、事業内容にWeb3サービスなどを追加する定款の一部変更についても開示しており、これを材料視した短期資金が流入したようだ。調達額は手取り概算で24億6141万円。投資事業での投資原資や運転資金、借入金の返済などに充てる。あわせて商号を「メタプラネット」に変更するとも発表した。

■rakumo <4060>  892円  +35 円 (+4.1%)  本日終値
 rakumo<4060>は反発。東京証券取引所が28日の取引終了後、同社株を29日付で貸借銘柄に選定すると発表しており、株式流動性の向上による売買活性化への期待から買いが入ったようだ。また、日本証券金融も29日約定分から同社株を貸借銘柄に追加している。

■クルーズ <2138>  1,035円  +40 円 (+4.0%)  本日終値
 クルーズ<2138>が急反発。28日取引終了後、子会社が参画するプロジェクト「PROJECT XENO」の運営企業が発行するトークン「GXE」について、30日に暗号資産取引所であるBKEXに上場することが決定したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。GXEは、プロジェクトを運営するEPOCH FACTORYのNFT(非代替性トークン)ゲーム「PROJECT XENO」上で流通するトークンという。NFTキャラクターを保有するプレイヤーがゲームをすると、トークンやNFTを獲得することができるとしている。

■CAICAD <2315>  81円  +3 円 (+3.9%)  本日終値
 CAICA DIGITAL<2315>が高い。28日取引終了後、子会社のカイカ証券がeワラントに関連するサービスを終了すると発表。これを買い材料とみた投資家の資金が流入したようだ。暗号資産トラッカー及び暗号資産レバレッジトラッカーを含む各種eワラントについて、既存商品の満期をもって取り扱いを終了する。暗号資産CFDは現段階ではサービスを継続する予定としている。

■EduLab <4427>  517円  +19 円 (+3.8%)  本日終値
 EduLab<4427>は反発した。28日取引終了後に営業外収益の計上を発表し、材料視されたようだ。子会社の教育測定研究所において、一部のプロジェクト契約の終了に伴い、前受金の返金義務が消失。契約解約益として6800万円を23年9月期第1四半期連結業績で計上する。営業外収益は現時点での算定額であり、今後大幅な変更があった場合には速やかに開示するとした。

■イボキン <5699>  1,356円  +46 円 (+3.5%)  本日終値
 イボキン<5699>は急伸。28日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を4万株(発行済み株数の1.19%)、または5000万円としており、取得期間は23年1月4日から4月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び株主還元の一環として取得するという。

■リプロセル <4978>  297円  +10 円 (+3.5%)  本日終値
 リプロセル<4978>が逆行高。中国で新型コロナウイルスの感染が急拡大するなか、日本政府は7日以内に中国本土に渡航歴のあるすべての入国者を対象に、30日から入国時の感染検査を義務付ける。海外でも陰性証明の提示を求める動きがあるなか、PCR検査キットを手掛けるリプロセルには思惑的な買いが入ったようだ。新型コロナウイルスの検査に関連した銘柄では、全自動化されたPCR検査システム「geneLEAD」シリーズを製品群に持つプレシジョン・システム・サイエンス<7707>や、高性能リアルタイムPCR装置を販売するタカラバイオ<4974>が高く、新型コロナ遺伝子検査試薬を手掛ける栄研化学<4549>がしっかり。

■ジャパニアス <9558>  2,317円  +48 円 (+2.1%)  本日終値
 ジャパニアス<9558>は全般地合い悪に流されず上値追い態勢を継続。株価は12月中旬以降の全体相場波乱局面でもバランスを崩すことなく、25日移動平均線をサポートラインとするきれいな下値切り上げトレンドを形成している。同社はAI・IoT分野やクラウドサービスを主軸とした先端エンジニアリング事業を展開し、主力は人材が払底状態にあるITエンジニアの派遣事業だ。現在はSE(システムエンジニア)関連が収益の柱として業績に貢献している。今年9月13日に東証グロース市場に上場してまだ3カ月半あまり。セカンダリーでは上場2日目に2549円の高値をつけた後に株価は全体相場の波乱に巻き込まれ急落を余儀なくされたものの、10月以降は安定した上昇波動を形成してきた。22年11月期は売上高が前の期比13%増の81億5300万円、営業利益は同58%増の5億3900万円予想と大幅な伸びを見込むが、一段の上振れが有力視されている。また23年11月期以降も2ケタ成長トレンドは維持されそうだ。

■and factory <7035>  358円  +6 円 (+1.7%)  本日終値
 and factory<7035>が3日ぶりに反発。同社は28日取引終了後、ポイント事業やマーケティング事業を手掛けるロイヤリティ マーケティング(東京都渋谷区)と業務提携したと発表。提携内容は、ロイヤリティ マーケティングが持つ「Pontaアプリ」を含むメディアから利用できるオリジナルマンガ書店を構築し、Ponta会員向けマンガ配信サービスの運用を行うとしている。

■東京通信 <7359>  1,199円  +14 円 (+1.2%)  本日終値
 東京通信<7359>が反発。28日取引終了後、デジタルマーケティング支援を手掛けるULTRA SOCIAL(横浜市西区)と、TikTok LIVEクリエーターの発掘に向け代理店契約を締結したと発表。これが手掛かりとなったようだ。東京通信はクリエーター発掘のためのソーシング活動を展開。ULTRA SOCIALはTikTokに特化したマーケティングのノウハウ提供を手掛けるという。

●ストップ高銘柄
 BTM <5247>  1,990円  +400 円 (+25.2%) ストップ高   本日終値
 ホープ <6195>  469円  +80 円 (+20.6%) ストップ高   本日終値
 ELEMENTS <5246>  512円  +80 円 (+18.5%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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