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【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 12月25日版

2023年の強弱は今週から年明け後の動きで明確になる公算も
1.日経平均の1月が陰線で引ける場合、月初から積極的に下げる
 図1は、12月4日の当コラムで紹介した 日経平均株価の年足が陰線、陽線で引けたときの月ごとの値動きの傾向を示すものです。
 上段の表が年足陽線の年、中段の表が年足陰線の年、下段の表が全体で、数値はそれぞれの月の月足が陽線引けした回数と確率になります。
 12月4日のコラムで紹介した通り、年足が陽線引けした年は、12月に陽線で引ける確率は82%と高く、年足が陰線引けした年に12月が陽線で引ける確率は28%と低くなっています。
 同様の傾向は、1月にもみられます。年足が陽線引けした年は、1月が陽線で引ける確率は64%と高く、年足が陰線引けした年に1月が陽線で引ける確率は35%と低くなっています。
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