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【通貨】英ポンド週間見通し:下げ渋りか、米ドル・円相場の動向が手掛かり材料に

米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■弱含み、ユーロ買い・ポンド売り拡大の影響受ける

今週のポンド・円は弱含み。一時169円台前半まで買われたが、欧州中央銀行(ECB)による金融引き締めの長期化が想定されたことや英国の景気後退入りが警戒されたことから、ユーロ買い・ポンド売りの取引が活発となった。この影響で週後半はポジション調整的なポンド売り・円買いが観測された。取引レンジ:165円75銭-169円28銭。

■下げ渋りか、米ドル・円相場の動向が手掛かり材料に

来週のポンド・円は下げ渋りか。英中央銀行はインフレの抑止に向け追加利上げを決定した。国内経済の先行き不透明感は払しょくされていないが、追加利上げの可能性は残されており、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、ポンド・円は165円台で下げ渋る可能性がある。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:165円00銭-167円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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