【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (12月16日記)
伊藤智洋(テクニカルアナリスト)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが下げた流れを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。
寄り付き値での下放れは、11月24日の高値2万8502円が強い抵抗になっていること、本年3月から続いている2万8000円以上の上値の重さを継続していることを示す動きになります。
寄り付きの下放れで上値の重さを確認するため、本日は12月8日の安値2万7415円を試す動きになる公算です。
寄り付き後、勢いの強い下げを経過して、一気に2万7415円を割る動きになると、本日は2万7000円の節目まで一気に下げる動きになる可能性が出てきます。
寄り付き後の下げが2万7415円前後で下値堅く推移するなら、本日は寄り付き後に下げた分を戻す動きになると考えらえます。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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