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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 ソフトバンクグループの弱い値動きが押し目でのロングを手控えさせる


 日経225先物は11時30分時点、前日比230円安の2万8040円(-0.81%)前後で推移。寄り付きは2万8100円と、シカゴ日経平均先物(2万8120円)にサヤ寄せする形で売りが先行した。現物の寄り付き直後に2万8220円まで下落幅を縮める場面も見られたものの、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が売り先行で始まり、その後も下落幅を広げていることが指数の重荷となり、日経225先物は前引けにかけて一時2万8040円まで売られ、ランチタイムでは2万8030円をつけた。

 ソフトバンクグループは12%を超える大幅な下げとなり、日経平均株価を1社で約175円押し下げている。一方で、ファーストリテイリング <9983> [東証P]や東京エレクトロン <8035> [東証P]の強い値動きが指数を支えている。ソフトバンクグループが下げ止まりを見せてくるまでは、リバウンドを狙った押し目狙いのロングは入りづらいが、2万8000円割れを仕掛けてくる局面では、リバウンドを狙ったロングを想定していきたい。なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.32倍まで上昇し、再び75日移動平均線を突破する場面も見られた。

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