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【市況】東京株式(前引け)=754円高、2カ月ぶりに2万8000円台回復

 11日前引けの日経平均株価は前日比754円65銭高の2万8200円75銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億5138万株、売買代金は2兆7742億円。値上がり銘柄数は1222、値下がり銘柄数は549、変わらずは63銘柄だった。

 日経平均株価は大幅高。前日発表の米10月消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.7%上昇と市場予想(8.0%)を下回った。市場にはインフレピークアウト期待が強まり、前日の米株式市場では、NYダウが1201ドル高と急反発。米国市場が急伸した流れを受け、東京市場も日経平均株価は大幅高となり9月中旬以来、2カ月ぶりとなる2万8000円を回復。一時、2万8300円台まで上昇する場面があった。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>といった半導体関連株が急伸し、ソニーグループ<6758>やキーエンス<6861>、リクルートホールディングス<6098>が値を上げた。メルカリ<4385>や資生堂<4911>も買われた。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が軟調。キヤノン<7751>や三菱商事<8058>が値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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