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【材料】塩野義の23年3月期は最終益24.4%増に上方修正、ベースビジネスの成長で

塩野義 <日足> 「株探」多機能チャートより
 塩野義製薬<4507>はこの日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想を見直したと発表。最終利益予想は従来の1360億円から1420億円(前期比24.4%増)に上方修正した。売上高に相当する売上収益も4000億円から4100億円(同22.3%増)に引き上げた。インチュニブやセフィデロコルの販売増など、ベースビジネスが順調に成長しており、業績予想に反映させた。新型コロナウイルス関連製品についても今期は予定通り収益に貢献すると見込む。

 あわせて4~9月期の連結業績について、売上収益が従来の見通しの1800億円から1500億円(前年同期比3.4%増)、最終利益が715億円から570億円(同7.3%増)と計画に対し下振れて着地したようだと発表した。新型コロナ向け治療薬について承認取得と売上収益の計上が下期にずれ込むこととなったことが響いた。

出所:MINKABU PRESS

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