市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:対ユーロでのドル売り波及で148円70銭台に伸び悩む

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円75銭前後と前日の午後5時時点に比べて10銭程度のドル高・円安となっている。

 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円04銭前後と前週末に比べて40銭弱のドル高・円安で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が大幅な利上げを続けるとの見方が多いなか、一時149円08銭まで上伸した。

 ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感もくすぶっており、この日の東京市場のドル円相場は上げ一服商状。鈴木俊一財務相は18日の閣議後会見で、為替動向に関して「投機による過度な変動は容認できない」と述べている。また、英財政懸念の後退を背景としたユーロ買い・ドル売りが対円でのドル売りに波及している面もあり、午前9時50分過ぎには148円73銭まで伸び悩んだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9841ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0090ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=146円40銭前後と同1円50銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均