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【材料】SFPホールディングス---2Qも大幅増収、全ての部門で売上高が順調に推移

SFP <日足> 「株探」多機能チャートより

SFPホールディングス<3198>は14日、2023年2月期第2四半期(22年3月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比204.5%増の101.29億円、営業損失が9.48億円(前年同期は51.09億円の損失)、経常利益が同9.8%増の12.36億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同10.2%減の8.01億円となった。当第2四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症に係る雇用調整助成金及び時短協力金等20.52億円を「助成金収入」として営業外収益に計上している。

固定費の圧縮に努めるとともに、食材価格の高騰を踏まえたメニュー改定やコロナ禍の状況に応じた臨機応変な営業時間の見直しなど、収益性の改善に向けた取組みを推し進めてきた。また、出店戦略においては、「ネオ大衆酒場」と称する小型かつ低投資の業態の開発・出店に注力しているほか、注力エリアである地方都市での出店再開にも取り掛かっている。

鳥良事業部門においては、「鳥良」全6店舗を「おもてなしとりよし」へ、「鳥良商店」1店舗を「鳥平ちゃん」へ業態転換した。一方で、「おもてなしとりよし」を2店舗、「鳥良商店」を1店舗退店し、当第2四半期末現在の店舗数は39店舗となった。その結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期比276.2%増の18.80億円となった。

磯丸事業部門においては、「磯丸水産」2店舗を「磯丸水産食堂」へ業態転換したほか、「磯丸水産食堂」をフランチャイズで1店舗出店し、当第2四半期末現在の店舗数は直営103店舗、フランチャイズ14店舗となった。その結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期比291.4%増の61.62億円となった。

その他部門においては、「鳥平ちゃん」を「鳥良商店」から、「浜焼ドラゴン」を「いち五郎」からの業態転換により各1店舗出店した。一方で、「生そば玉川」を1店舗退店し、当第2四半期末現在の店舗数は24店舗となった。その結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期比103.4%増の13.72億円となった。

フードアライアンスメンバー(連結子会社)においては、当第2四半期末現在の店舗数はジョー・スマイルが13店舗、クルークダイニングが18店舗(他フランチャイズ1店舗)となり、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期比23.6%増の7.12億円となった。

2023年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比135.5%増の245.00億円、営業利益が3.00億円、経常利益が同0.1%減の22.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.6%減の17.00億円とする期初計画を据え置いている。

また、当期において、直近の配当予想通り1株当たり10.00円の中間配当を行うことを発表した。

《TY》

 提供:フィスコ

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