【材料】トランスGが急反騰、アミロイドーシス治療法開発に向けTTRエクソンヒト化マウスの販売準備を開始
トランスG <日足> 「株探」多機能チャートより
TTR遺伝子は、その変異により産生される変異TTRタンパクがアミロイドとして沈着し、優性遺伝病である家族性アミロイドポリニューロパチー(FAP)を発症させる一方、正常なTTRタンパクの沈着によっても老人性全身性アミロイドーシス(SSA)が発症する。同社のTTRエクソンヒト化マウスは、これらの当該遺伝子を起因とする疾患の治療法の開発・検証に極めて有用と考えられており、TTRを起因とする疾患の治療法の開発・検証を行っている研究機関・研究者に対して今後、より幅広く提供するためにカルタヘナ申請手続きを進めることにしたという。なお、同件による23年3月期業績への影響は軽微としている。
出所:MINKABU PRESS