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【市況】日経VI:低下、株価上昇で警戒感が後退

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は29日、前日比-1.30(低下率4.94%)の25.03と低下した。なお、高値は25.05、安値は24.22。昨日の海外市場で米長期金利が低下し、米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことから市場心理は改善しやすくなった。こうした中、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後も日経225先物は概ね底堅い動きとなり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、今日の日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《FA》

 提供:フィスコ

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