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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ソフトバンクG、マクセル、コロプラ

SBG <日足> 「株探」多機能チャートより
■ソフトバンクグループ <9984>  5,031円  +93 円 (+1.9%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>が6日ぶりに大きく切り返す展開。前日は全体相場が先物主導の下げに見舞われるなかインデックス売りを浴び、フシ目の5000円大台を終値で下回ったが、一転してきょうは買い戻しが顕著となっている。前日の米国株市場では主要株価指数が揃って大幅に上昇したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は2%あまり上昇し、NYダウを上昇率で上回った。米ハイテク株に積極投資する同社にとってはポジティブ材料となっている。また、同社は28日、自社が発行した外貨建て社債の買い入れを発表、買い入れ額は日本円にして約2500億円分となる。これは負債削減による財務体質改善につながるものとして株価面でプラスに働きやすい。

■マクセル <6810>  1,425円  +19 円 (+1.4%)  本日終値
 マクセル<6810>が反発。この日、硫化物系固体電解質使用の高容量セラミックパッケージ型全固体電池の大型化を実現し、従来品比の2倍の容量を持った新製品「PSB401515H」を開発したと発表しており、これが好感された。新製品は、今年7月に発表した高容量セラミックパッケージ型全固体電池(PSB401010H)に採用した、構造とプロセスに関する高エネルギー密度化技術を適用。105℃環境下で10年間使用可能な長寿命特性と高容量を特徴としている。車載機器でのセンシング用途やウェアラブル機器などの多くの分野で高容量化への要望が高まっていることから、容量が2倍になったことにより、より多くの用途・シーンに対応できるようになるとしている。

■コロプラ <3668>  697円  +8 円 (+1.2%)  本日終値
 コロプラ<3668>は5日続伸。28日の取引終了後、スマートフォン向け新作ゲーム「白猫GOLF」のオープニングムービーを公開し、リリース時期が10月末ごろに決定したと発表しており、これが好感された。「白猫GOLF」は、「白猫プロジェクト NEW WORLD’S」の個性豊かなキャラクターたちがゴルファーとなって登場するゴルフゲームで、リアルなゴルフ体験を追求した白猫シリーズの最新作。同社では、同ゲームについて今年初夏のリリースを予定していたが、クオリティー向上のため延期を発表していた。

■ティーケーピー <3479>  2,604円  +27 円 (+1.1%)  本日終値
 ティーケーピー<3479>は反発。28日の取引終了後、保有する神奈川県葉山町にある宿泊研修施設の土地・建物を譲渡するのに伴い、第3四半期業績に固定資産売却益約9億円を特別利益として計上する見込みと発表しており、これが好感された。経営資源の効率的活用及び財務体質の強化が目的という。なお、23年2月期業績予想への影響は現在精査中としている。

■オカムラ <7994>  1,382円  +9 円 (+0.7%)  本日終値
 オカムラ<7994>は4日続伸。28日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部を売却したことに伴い、投資有価証券売却益21億5400万円を第2四半期の連結業績に特別利益として計上すると発表しており、これが好感された。保有資産の有効活用のためという。なお、23年3月期通期業績予想への影響は精査中としている。

■日本郵船 <9101>  2,500円  -470 円 (-15.8%)  本日終値  東証プライム 下落率トップ
 日本郵船<9101>が全般相場急反発のなかも売りに押される展開。きょうから株式3分割後の株価となるが、海運セクターは配当権利落ちの影響で下押し圧力が働いている。郵船は分割前の株価でみて約1000円分の下押し効果があるため、上値はその分重くなる。世界的にリセッション懸念が高まるなか、グローバル物流ニーズの低迷が海運業界には向かい風となっている。PERの割安さは際立っているが、今期以降の業績見通しに不透明感があり、足もとで強弱観が対立している。

■西松屋チェーン <7545>  1,334円  -116 円 (-8.0%)  本日終値  東証プライム 下落率4位
 西松屋チェーン<7545>は大幅続落で年初来安値を更新。28日の取引終了後、23年2月期業績予想の修正を発表。営業利益を136億円から113億5000万円(前期比7.4%減)へ引き下げており、これが嫌気されたようだ。急速な円安の進行や仕入れ原価などの高騰による影響が出た。売上高は引き続き堅調に推移すると見込んでおり、従来予想の1700億円(同4.3%増)を据え置いた。同時に発表した上期(2月21日~8月20日)の決算は、売上高が844億7800万円(前年同期比4.7%増)、営業利益が66億9600万円(同3.9%増)だった。

■オークワ <8217>  916円  -35 円 (-3.7%)  本日終値
 オークワ<8217>が大幅反落。28日の取引終了後、23年2月期の連結業績予想について、売上高を2520億円から2455億円へ、営業利益を54億円から37億円(前期比29.3%減)へ、純利益を20億5000万円から11億円(同27.8%減)へ下方修正し、増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気された。会計基準の変更に伴い売上高の対前年増減率はないものの、行動制限の緩和や消費者の購買行動の変化に伴い、直営売り上げが苦戦しているという。また、原材料価格、エネルギー価格の上昇が継続すると見込まれ、光熱費の更なる増加が想定されることも響くとしている。

■東京エレクトロン <8035>  37,000円  -840 円 (-2.2%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>は全般相場が大きく買い優勢に傾くなか、売り優勢の展開を強いられ連日の年初来安値更新。一時期は半導体需給の逼迫が取り沙汰されたが、これには国家安全保障の観点からサプライチェーンリスクを回避するため米国や中国が過剰に在庫を積み上げた背景があった。いわば仮需であり、足もとではその反動が出ている。また、コロナ禍での巣ごもり特需の反動や、世界的な景気減速に伴う電子機器需要の減退なども半導体市況の軟化につながっている。つれて大手半導体メーカーの半導体設備投資意欲も低下しており、半導体製造装置関連企業の収益環境には逆風となっている。半導体製造装置国内トップの同社株はその象徴ともいえ、機関投資家の持ち高調整の売りが依然として続いているもようだ。

■インテM <7072>  1,352円  +235 円 (+21.0%) 一時ストップ高   本日終値
 インティメート・マージャー<7072>は急反発。午前11時30分ごろ、提供する共通IDソリューション「IM-UID」に対応したヘッダー・ビディングソリューション「Prebid.js」のUserIDモジュールを、Googleアドマネージャーのパブリッシャー指定の識別子(PPID)と連携したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。

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