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【通貨】外為サマリー:一時144円40銭台を回復、ドルの先高観根強い

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=144円27銭前後と前日の午後5時時点に比べ30銭弱のドル安・円高となっている。

 28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円16銭前後と前日に比べて60銭強のドル安・円高で取引を終えた。米長期金利が低下したことで、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが優勢となり、一時143円91銭まで軟化した。

 ただ、日米金融政策の方向性の違いからドルの先高観は根強く、この日の東京市場では朝方に144円46銭をつける場面があった。英イングランド銀行(中央銀行)の英国債買い入れを受けたポンド買い・ドル売りが一服していることも対円でのドル買いにつながっているようで、ドル円相場は底堅い動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9689ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0110ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=139円79銭前後と同1円30銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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