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【市況】東京株式(前引け)=反発、FOMC前で上値も重い展開に

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 20日前引けの日経平均株価は前営業日比116円70銭高の2万7684円35銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は5億3008万株、売買代金概算は1兆2966億円。値上がり銘柄数は1282、対して値下がり銘柄数は479、変わらずは75銘柄だった。

 敬老の日の祝日に伴い3連休明けとなったきょう前場の東京株式市場だが、朝方から買い優勢で日経平均は反発に転じた。前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数など、主要株価指数が揃って切り返したことを受け、投資家の過度な不安心理が後退した。ただ、自律反発の領域を出ず買い戻し一巡後は上値の重い展開を強いられた。あすにFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控え、この結果を見極めたいとの思惑から上値を積極的に買い進む動きは見られなかった。

 個別では任天堂<7974>が買われ、東京エレクトロン<8035>も値を上げた。キーエンス<6861>も上昇した。ソフトバンクグループ<9984>がしっかり、日本電産<6594>も買いが優勢。中山製鋼所<5408>が急伸、ここ急落していた三井ハイテック<6966>も押し目買いで切り返した。半面、日本郵船<9101>が売りに押され、メルカリ<4385>、武田薬品工業<4502>も軟調。エイチ・アイ・エス<9603>は大幅安。クロスキャット<2307>は値下がり率トップに売り込まれた。日医工<4541>も大幅安。ダブル・スコープ<6619>はストップ安ウリ気配。

出所:MINKABU PRESS

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