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【市況】東京株式(前引け)=買い優勢、米株下げ止まりセンチメント改善

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 15日前引けの日経平均株価は前営業日比127円58銭高の2万7946円20銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は4億6074万株、売買代金概算は1兆2078億円。値上がり銘柄数は1029、対して値下がり銘柄数は691、変わらずは116銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は強弱観対立のなかも買い優勢の展開で、日経平均は前場高値引けとなり2万7900円台まで水準を戻した。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下げ止まる形となり、これを受けて東京市場でも市場のセンチメントが改善した。ただ、空売りの買い戻しが一巡すると上値を積極的に買う動きもみられず、上げ幅は限られている。値上がり銘柄数は1000は上回ったもののプライム市場全体の56%にとどまった。

 個別では任天堂<7974>が大商いで高く、ソフトバンクグループ<9984>もしっかり。ダブル・スコープ<6619>が買われ、JR東日本<9020>なども上昇した。ラクスル<4384>がストップ高に買われたほか、エニグモ<3665>、パーク24<4666>なども値を飛ばした。ツカダ・グローバルホールディング<2418>も高い。半面、レーザーテック<6920>が冴えず、日本製鉄<5401>も売りに押された。三井ハイテック<6966>も軟調。日医工<4541>、HEROZ<4382>が利食われ、大和工業<5444>、Link-U<4446>などの下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

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