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【市況】アジア株 香港株は下落、中国景気減速懸念 成都市ロックダウン長引く恐れも 共産党大会まで「ゼロコロナ」徹底

アジア株 香港株は下落、中国景気減速懸念 成都市ロックダウン長引く恐れも 共産党大会まで「ゼロコロナ」徹底

東京時間14:04現在
香港ハンセン指数   19478.96(-118.35 -0.62%)
中国上海総合指数  3193.90(+8.92 +0.28%)
台湾加権指数     14741.83(-60.03 -0.41%)
韓国総合株価指数  2423.45(+7.84 +0.32%)
豪ASX200指数    6844.40(-1.20 -0.02%)
インドSENSEX30種  58620.36(-146.23 -0.25%)

アジア株はまちまち。

香港株は続落、約1週間ぶり安値をつけている。中国景気減速懸念が一段と高まっている。2100万人が住む中国四川省の成都市で9月1日、ロックダウンが開始された。4日までの3日間の予定となっているが、長期化するのではないかとの憶測が広まっている。今年初めにロックダウンが導入された上海では当初3日間の予定だったが、結果的には2カ月も続いた。ほかの地域でも感染者が少しでも増えればコロナ規制が導入される恐れがある。10月16日に開催される共産党大会を前に、中国の習近平国家主席は「ゼロコロナ」に執念を燃やしている。
最近の気温低下と降雨で電力不足が徐々に緩和されていたが、ロックダウンによる自宅待機要請を受け、工場の稼働停止でサプライチェーンが再び混乱に陥る可能性がある。

上海株は小幅高、景気支援策期待の買いが支え。

出所:MINKABU PRESS

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