【通貨】外為サマリー:161円40銭前後で推移、米金利低下でドルの下値試す
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ドル円は、午前9時時点では161円50銭台で推移していたが、午前10時過ぎには一時161円10銭台まで下落。その後、午後にかけ161円40銭台を中心とするもみ合い相場となった。前日発表された米6月ADP雇用統計や同ISM非製造業景況指数は、市場予想を下回った。これを受け、米長期金利が低下したことから、ドル円相場もドル売り・円買いが優勢な値動きとなった。ただ、前日の米株式市場ではナスダック指数が最高値。この日の東京株式市場で日経平均株価やTOPIXが史上最高値を更新したことから、リスク選好のドル買い・円売りの基調も強くドルの下値は限られた。今晩は米国が独立記念日の祝日となることから、積極的な売買は手控えられている様子だ。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0790ドル前後と同0.0030ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。
出所:MINKABU PRESS