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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 オプション権利行使価格の2万8375円~2万8500円の狭いレンジ推移に


 日経225先物は11時30分時点、前日比130円高の2万8450円(+0.45%)前後で推移。寄り付きは2万8440円と、シカゴ日経平均先物(2万8460円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。その後は、エヌビディア<NVDA>が時間外で下落したことが警戒され、一時2万8340円まで上げ幅を縮める場面も見られた。ただし、グローベックスの米株先物は小幅ながらプラス圏で推移するなか持ち直し、終盤にかけて2万8480円まで上昇した。

 日経225先物はナイトセッションで25日移動平均線まで調整したこともあり、テクニカル的なリバウンドの動きとなった。25日の米国市場におけるエヌビディアの株価動向や、ジャクソンホール会議で26日に予定されている米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演を控え、積極的な買いは限られている。そのため、上値は5日線に抑えられる形状を見せており、オプション権利行使価格の2万8375円~2万8500円の狭いレンジ推移に。

 また、NT倍率は先物中心限月で14.40倍と横ばいで推移している。25日線水準での攻防を見せており、5日線に上値を抑えられている。NTスプレッド狙いの売買も限られているようであり、トレンドを狙う動きはなく、短期的な需給調整に伴う商いが中心になりそうだ。

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