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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:イオンファン、郵船、日経レバ

イオンファン <日足> 「株探」多機能チャートより
■イオンファンタジー <4343>  3,390円  +65 円 (+2.0%)  11:30現在
 イオンファンタジー<4343>は新値追い。16日の取引終了後に発表した7月度の売上概況で、国内事業の既存店売上高が前年同月比15.8%増と2ケタ増となり、引き続き前年実績を上回ったことが好感されている。「サンリオキャラクター大賞TOP6」の限定景品や映画公開で話題のミニオンズフィーバーなど人気IP景品を展開したプライズ部門の売り上げが好調に推移した。また、体感ゲーム機などの対象機が時間制定額で遊べる「よくばりパス」のコーナー化が全店で完了したタイミングでキャンペーンを実施し利用促進を図ったことも奏功した。

■日本郵船 <9101>  10,520円  +200 円 (+1.9%)  11:30現在
 日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など海運大手は揃って堅調な値動き。前日は利益確定売りのターゲットとなり、いずれも25日移動平均線近辺まで深押ししたが、配当利回りなど株主還元の高さに着目した押し目買いを誘導している。5月下旬以降、中国経済の減速が観測されるなか、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数の下げが顕著となっている。直近8月15日現在で1400割れ目前まで水準を切り下げているが、これは今年1月以来約7カ月ぶりの低い水準だ。同指数と株価連動性が認められる海運株にとっては向かい風となり、前日の大幅な下げも同指数の下げを嫌気した部分が大きい。一方、株価が下押すと配当利回りに着目したインカムゲイン狙いの買いが入ってくる。郵船、商船三井ともに13%台という異色の高配当利回りで、これが押し目買いの根拠となっている。

■日経レバ <1570>  15,815円  +260 円 (+1.7%)  11:30現在
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が大幅続伸で1万5800円台に上昇、年初以来となる1万6000円大台乗せが視野に入ってきた。日経レバは日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFであり、価格変動率が日経平均の2倍に設定されているのが特徴で、全体相場が強気に傾くなか、個人投資家を中心に値幅取りを狙った資金が流入している。売買代金はレーザーテック<6920>やソフトバンクグループ<9984>を大きく上回り、全市場を通じて断トツとなっており、日経レバに対する個人投資家の関心の高さを反映している。注目されるのは直近12日申し込み現在の信用取組で、売り残が急増し信用倍率が0.8倍まで低下している。なお、日証金でも貸株が高水準で16日時点の貸借倍率は0.04倍という状況にある。プライム市場は空売り筋の強制的な買い戻しによる踏み上げ相場の様相にあるが、日経レバの売買動向はそれを如実に映し出している。

■凸版印刷 <7911>  2,282円  +22 円 (+1.0%)  11:30現在
 凸版印刷<7911>が3日ぶりに反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「子会社を通じて2023年度までに約200億円を投じ、半導体製造で使うガラス板の生産設備を増強する」と報じられており、これが好材料視されている。記事によると、子会社トッパンフォトマスクが埼玉県新座市や台湾などの工場で生産設備を増強・更新するとしており、ロジック半導体で回路線幅5~10ナノメートル(ナノは10億分の1)、DRAMでは同10ナノメートル台の先端品向け部材の生産ラインを増やすという。同40ナノメートルより細かい半導体に対応するフォトマスクの生産能力を20年度比で約2割高めるとしており、業績への貢献が期待されている。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,804円  +55 円 (+1.0%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>は前日終値近辺で頑強な値動き。前日は米投資ファンドのエリオット・マネジメントが保有する同社株をほぼ全て売却したことが報じられ、これを嫌気する売りが出たが、下げは小幅にとどまった。市場では、「売却したのは過去の話。しかも、今年前半にハイテク系グロース株が日米で大きく売り込まれたタイミングである可能性が高く、ここで(同社株を)改めて売り直す材料ではない」(中堅証券ストラテジスト)という声も出ていた。きょうは、前日に空売りした向きの買い戻しが機能して下げ止まる動きをみせている。

■シュッピン <3179>  1,277円  +9 円 (+0.7%)  11:30現在
 シュッピン<3179>は4日続伸。16日の取引終了後、24日付で30万株(発行済み株数の1.27%)の自社株を消却すると発表しており、これが好感されているようだ。なお、消却後の発行済み株数は2339万2997株となる見通し。

■ソフトウェア・サービス <3733>  6,600円  -190 円 (-2.8%)  11:30現在
 ソフトウェア・サービス<3733>は安い。16日の取引終了後に発表した7月度の売上高が前年同月比10.2%減の17億6200万円となり、4カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。また、受注高も同35.6%減の13億5700万円と低調だった。

■東京エレクトロン <8035>  46,060円  -370 円 (-0.8%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>は前日終値近辺で強弱観を対立させている。前日の米国株市場ではNYダウが200ドルを超える上昇で3万4000ドル台を回復したが、米長期金利の上昇を受けて半導体関連株には売られる銘柄も目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3日ぶり反落となった。東京市場でも半導体主力株は目先値ごろ感からの買い戻しが一巡し、気迷いムードが漂う場面にある。ただ、足もと外国為替市場で1ドル=134円台前半まで急速にドル高・円安が進んでおり、これが追い風材料となっている。なおレーザーテックは、最近の上昇局面で空売りの反動によるショートカバー効果が反映されていたが、きょうは買い戻し一巡で上値が重い。

■INPEX <1605>  1,461円  -5 円 (-0.3%)  11:30現在
 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>など石油関連株は軟調。16日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の9月限が前日比2.88ドル安の1バレル=86.53ドルと下落。一時、85.73ドルと1月下旬以来の安値をつけた。中国の景気減速懸念が台頭し原油需要への影響が警戒されたほか、イラン核合意の前進期待が膨らみイラン産原油の輸出再開思惑が出ていることも原油価格の下落要因となっている。

■パーソルHD <2181>  2,922円  -9 円 (-0.3%)  11:30現在
 パーソルホールディングス<2181>に強気評価が出ている。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は16日、同社株のレーティングの「オーバーウエート」を継続するとともに、目標株価を3300円から3800円に引き上げた。目標株価算出基準期を、23年3月期から24年3月期に移行したことから目標株価を見直した。中長期的には(1)市場シェア拡大による人材派遣・BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の拡大(2)雇用流動化による人材紹介の拡大――を評価。海外事業も本格的な収益改善を見込んでいる。同証券では、23年3月期の連結営業利益は前期比12.2%増の540億円(会社計画520億円)、24年3月期の同利益は630億円を予想している。

■FHTホールディングス <3777>  28円  +9 円 (+47.4%)  11:30現在
 FHTホールディングス<3777>が高い。16日の取引終了後、新たに資源エネルギー事業を立ち上げ、オーストラリア・シドニーに子会社を設立すると発表しており、これが好材料視されている。新会社は、飼料と燃料として共通または転用使用でき、同社がコアコンピタンスを有するソルガム種の開発、生産、販売から事業を開始し、サプライチェーンの川下にあたる農牧業者、エネルギー業者、電力業者に展開する。なお、業績への影響は精査中としている。

■アイリック <7325>  913円  +130 円 (+16.6%)  11:30現在
 アイリックコーポレーション<7325>が大幅高となっている。同社は16日、JMDC<4483>のグループ会社であるflixyと、医療機関の問診票における光学的文字認識(OCR)機能の共同普及を開始すると発表しており、これが材料視されているようだ。これはアイリックが子会社と開発したAI-OCRソリューション「スマートOCR」のオプション機能である「スマートOCRクリエイトフォーム」(特許出願済み)を、flixyが手掛ける「メルプWEB問診」に搭載し、共同で全国の医療機関に展開するもの。なお、医療機関への「スマートOCRクリエイトフォーム」を搭載したサービス提供は今回が初めてになるという。

■窪田製薬HD <4596>  172円  +23 円 (+15.4%)  11:30現在
 窪田製薬ホールディングス<4596>が3日ぶりに急反発。前日まで2日連続ストップ安を演じていたが、この日はリバウンド狙いも視野に入れた短期筋の買いが流入している様子だ。12日取引終了後、同社は「エミクススタト塩酸塩」のスターガルト病を適応症とした第3相臨床試験において、主要項目でエミクススタト投与群のプラセボ(偽薬)投与群に対する優位性を達成しなかったと発表した。これを受け、同社株は15日、16日と大量の売りを浴びた。ただ、東証は16日取引終了後に値幅制限の拡大を発表。17日の取引は制限値幅を下限は200円、上限は通常通り50円とした。具体的には、基準価格149円に対しストップ高は199円、ストップ安は1円に設定された。この値幅制限の拡大もあり、この日の株価は反発に転じ一時前日比約29%高の192円まで上昇する場面があった。ただ、短期的売買の色彩は濃く、株価は当面値の荒い展開が続くとみられている。

■ドリコム <3793>  823円  +48 円 (+6.2%)  11:30現在
 ドリコム<3793>は大幅高で800円台を回復、今月3日につけた高値800円を上回り年初来高値を更新した。時価は昨年3月下旬以来約1年5カ月ぶりの高値圏に浮上している。同社はスマートフォン向けを中心とするアプリの開発や運用を行うが、業績は絶好調で22年4~6月期営業利益は前年同期比で6割強の伸びを示した。23年3月期の同利益は前期比26%増の20億円を見込むが、進捗率から一段の上振れが期待される状況だ。野心的な経営戦略も注目され、「Web3事業」への参入を明示していることで、メタバース関連株の一角としても人気素地を開花させている。更に同社は爆発的な人気を博しているアニメ「ワンピース」のスマホ向けゲームを運営し収益に反映させていることで、投資資金の流入を助長している。

■BlueMeme <4069>  2,027円  +86 円 (+4.4%)  11:30現在
 BlueMeme<4069>が大幅高で4日続伸している。16日の取引終了後、沖縄県浦添市のDX人材育成事業「浦添市地域DX人材育成講座」で、地域DX人材育成を開始すると発表しており、これが好材料視されている。子会社OpenModelsと共同で取り組む同講座は、市内事業者や市民を対象に、ノーコード・ローコード技術を活用して未経験者でもDXの基礎からアプリ開発を学習できるプログラム。22年度中に2度の期間開催を計画しており、受講者のDXスキルアップを支援するとしている。

●ストップ高銘柄
 リブセンス <6054>  327円  +80 円 (+32.4%) ストップ高   11:30現在
 アイスタイル <3660>  453円  +80 円 (+21.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 光・彩 <7878>  6,770円  +1,000 円 (+17.3%) ストップ高   11:30現在
 以上、3銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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