【材料】メタルアートが上期業績予想を上方修正
メタルアート <日足> 「株探」多機能チャートより
半導体供給不足や欧州における地政学的リスクの経済への影響などの懸念材料があるものの、国内・ASEAN市場が堅調に推移し足もと売上高の増加及び原価低下の効果により業績予想を引き上げる。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高376億円(前期比7.4%増)、営業利益21億2000万円(同33.9%減)、純利益13億9000万円(同37.3%減)の従来見通しを据え置いた。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高94億9200万円(前年同期比16.0%増)、営業利益7億7200万円(同13.7%減)、純利益5億5200万円(同6.6%減)だった。自動車部門・建設機械部門ともにコロナから回復に後押しされ増収となったものの、資源価格の高騰によるコスト増、開発・新事業への投資強化などが利益を圧迫した。
出所:MINKABU PRESS