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【材料】板硝子が急騰、建築用ガラス事業など好調で上期業績予想を上方修正

板硝子 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本板硝子<5202>は急騰。前週末5日の取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を3200億円から3600億円(前年同期比23.8%増)へ、営業利益を70億円から110億円(同13.4%減)へ、純利益を20億円から30億円(同65.1%減)へ上方修正したことが好感されている。

 建築用ガラス事業を中心に第1四半期の業績が想定を上回ったことを踏まえたという。また、円安に伴う為替影響と建築用ガラス事業において販売価格上昇の恩恵を受けると予想されることから、通期業績予想について、売上高を6500億円から6900億円(前期比14.9%増)へ上方修正した。ただ、原燃材料費の高まりやインフレ拡大などを織り込み、営業利益180億円(同9.9%減)、純利益40億円(同3.2%減)は従来予想を据え置いた。

 なお、同時に発表した第1四半期決算は、売上高1779億900万円(前年同期比20.5%増)、営業利益82億6500万円(同15.4%増)、純利益23億8200万円(同6.3%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年08月08日 12時12分

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