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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日経225先物は2万7000円回復後も高値圏で推移、NT倍率は一時14.20倍まで上昇


 日経225先物は11時30分時点、前日比190円高の2万6950円(+0.71%)前後で推移。寄り付きは2万6900円と、シカゴ日経平均先物(2万6920円)にサヤ寄せする形で買い先行で始まった。買い一巡後は戻り売りに押されて、一時2万6760円と前日比変わらずの水準まで軟化する場面があった。ただし、オプション権利行使価格の2万6750円接近で下げ渋る動きを見せ、前場終盤にかけてショートカバーを交えた切り返しによって2万7030円まで上昇。節目の2万7000円回復で強弱感は対立するものの、その後も日中の高値圏で推移している。

 下値切り上げのトレンドから抵抗線を突破しており、ショートカバーが入りやすいほか、改めてロングを積み増す動きも意識されやすいところである。また、NT倍率は先物中心限月で一時14.20倍まで上昇し、抵抗線として意識されている75日線を捉えてきた。いったんは達成感も意識されそうだが、NTロングの動きに向かいやすいと考えられる。

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