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【市況】19日の株式相場見通し=買い優勢、2万7000円近辺は戻り売りも

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 19日の東京株式市場は売り買い交錯のなかも主力株を中心に頑強な値動きで、日経平均株価は2万6000円台後半での強調展開が予想される。前日の米国株市場ではNYダウが200ドルあまりの下げをみせたほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も軟調な値動きとなった。米企業の決算発表本格化を横にらみに買いが入りにくい環境だった。ただ、FRBによる金融引き締めの強化に対する過度な警戒感が後退するなかで、前週末はNYダウが650ドルを上回る上昇をみせていたこともあり、3連休でこの結果を織り込んでいないきょうの東京市場は、大きく弱気に傾くことはなさそうだ。国内でも企業の決算発表本番を控え、この結果を見極めたいとの思惑で日経平均2万7000円大台近辺では戻り売り圧力も意識される。取引時間中は外国為替市場の動向やアジア株市場の動きに影響を受けそうだ。

 18日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比215ドル65セント安の3万1072ドル61セントと反落。ナスダック総合株価指数は同92.373ポイント安の1万1360.048だった。

 日程面では、きょうは1年物国庫短期証券の入札など。海外では豪中銀の金融政策決定会合の議事要旨発表(7月開催分)、6月の英失業率、6月の米住宅着工件数など。

出所:MINKABU PRESS

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