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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 底堅さが見られるようだと、後場はショートカバーで終値での25日線突破を意識


 日経225先物は11時30分時点、前日比20円安の2万6750円(-0.07%)前後で推移。寄り付きは2万6670円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6705円)にサヤ寄せする形で、利食い先行で始まった。寄り付きを安値に買い直されており、現物の寄り付き時にはプラス圏を回復。前場半ばには2万6960円まで買われる場面も見られた。ただし、ナイトセッションで付けた高値を1ティック更新した後は軟化し、前日比変わらず水準での推移に。

 前場半ばにかけての強い値動きにより日経平均株価は一時2万7000円を回復したが、前引けにかけて軟化し、マイナスに転じている。先物主導で短期的なロングが入ったと見られ、これに連動する格好から裁定買いが加わったようだ。また、配当再投資に伴う需給要因を材料視したロングもあったと見られる。ただし、日経225先物は2万7000円接近では上値の重さが意識されており、買い方はクローズを速めたようだ。もっとも、前引けにかけての調整によって、短期のロングポジションはいったん解消しているだろう。75日移動平均線水準での底堅さが見られるようだと、ショートカバーを誘う動きに向かいやすく、終値での25日線突破を意識させそうだ。

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