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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 指数インパクトの大きい値がさ株の一角が買われ、リバランスの動きに


 日経225先物は11時30分時点、前日比210円高の2万6330円(+0.80%)前後で推移。寄り付きは2万6200円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6195円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。その後2万6070円と下げに転じる場面も見られたが、引き続き2万6000円近辺での底堅さが意識されるなか、リバウンド基調を強めた。前場半ばにはオプション権利行使価格の2万6250円を突破すると、一時2万6340円まで買われ、権利行使価格の2万6375円に接近してきた。

 米国市場の流れからはディフェンシブ系への物色に向かうかと見られていたなか、東京エレクトロン <8035> [東証P]や信越化学工業 <4063> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株の一角が買われ、リバランスの動きとなった。もっとも、2万6000円~2万6400円辺りは直近の保ち合いレンジであるため、この水準を超えられるかが注目されるところだ。また、NT倍率は先物中心限月で一時14.20倍まで上昇する場面も見られ、東エレクなどのインパクトが大きく影響していると考えられる。ただし、75日移動平均線まで戻してきたことで、戻り一巡も意識されやすく、ここからはNTショートも入りやすい水準に入っただろう。

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