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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:WSCOPE、エネチェンジ、塩野義

WSCOPE <日足> 「株探」多機能チャートより
■MSOL <7033>  2,083円  +242 円 (+13.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 マネジメントソリューションズ<7033>が急反発。同社は、企業のプロジェクトマネジメント支援を主力とするコンサルティング会社。デジタル化をはじめとする旺盛な社内変革ニーズを追い風に業績を伸ばし、株価もここ数年で大きく上昇した。ただ、直近21年11月~22年4月期決算で大幅営業減益となったことなどが影響し、足もと株価は急落。こうしたなか、前日23日の取引終了後に上限15万株(発行済み株数の0.9%)、または3億円とする自社株買いの実施を発表しており、これを受けて目先買い戻しの動きが優勢となっているようだ。

■エクサウィザーズ <4259>  467円  +52 円 (+12.5%)  11:30現在
 エクサウィザーズ<4259>が大幅続伸となっている。同社はきょう、パーソルホールディングス<2181>傘下のパーソルテンプスタッフに、デジタルトランスフォーメーション(DX)をリードする人材を早期に育成・戦力化するプログラムの提供を開始したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。エクサWizは自社のDX人材アセスメント・育成サービス「exaBase DXアセスメント&ラーニング」の結果をもとにして、必要なeラーニング、企画力・コミュニケーション力向上などの個別講座を提供。部署や役割に応じて必要な専門スキルを獲得する速度を引き上げるとしている。

■ダブル・スコープ <6619>  1,988円  +204 円 (+11.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 ダブル・スコープ<6619>が急騰。リチウムイオン電池のセパレーター専業メーカーで、韓国で集中生産を行っており、韓国大手電池メーカーを主要顧客としている。23日取引終了後、韓国の連結対象子会社がコスダック市場への新規上場承認を取得したことを発表、これを材料視する形で投資資金が集中している。株価は今週22日に1877円の年初来高値をつけているが、そこを上抜き2018年2月以来約4年4カ月ぶりの2000円大台に復帰している。

■チェンジ <3962>  1,940円  +139 円 (+7.7%)  11:30現在
 23日に発表した「データサイエンティスト研修を提供」が買い材料。
 ディジタルグロースアカデミア、クロスコンパスと共同で、データサイエンティスト実践経験コース「マテリアルズ・インフォマティクス」を提供開始。

■ENECHANGE <4169>  1,155円  +75 円 (+6.9%)  11:30現在
 ENECHANGE<4169>が急反発している。23日の取引終了後、不動産テック企業のスマサポ(東京都中央区)とEV充電事業で業務提携したと発表しており、これが好感されている。今回の提携は、賃貸マンションにEV充電スタンドの導入拡大を図るのが狙い。スマサポがサービスを提供する200万世帯を超える賃貸不動産マーケットに対して、最小限のコストでEV普通充電器の設置を可能にしたパッケージサービス「エネチェンジEV充電サービス」の導入拡大を目指すとしている。なお、同件による22年12月期業績への影響は軽微としている。

■ウエストHD <1407>  4,360円  +245 円 (+6.0%)  11:30現在
 ウエストホールディングス<1407>は荒い値動き。朝方高く始まったものの、午前10時ごろの通期下方修正の発表を受けて一時7%超安と急落。ただ、下値での押し目買い意欲は強いようで、その後は再度プラス圏に切り返す展開となっている。22年8月期業績予想の下方修正では、売上高を912億5000万円から665億円(前期比2.1%減)、営業利益を116億7200万円から80億円(同21.1%減)に引き下げ、一転減収減益となる見通しを示した。撤退を予定している電力小売り事業において、撤退に伴う特別損失の計上や電力価格の高止まりによる影響によって更なる業績悪化が見込まれることが主な要因。同事業の撤退は6月末に完了する見通しだ。

■シュッピン <3179>  1,435円  +75 円 (+5.5%)  11:30現在
 シュッピン<3179>が大幅高で4日続伸している。23日の取引終了後、6月30日付で30万株(発行済み株数の1.25%)の自社株を消却すると発表したことが好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は2369万2997株となる。

■サイボウズ <4776>  902円  +45 円 (+5.3%)  11:30現在
 サイボウズ<4776>が続伸している。23日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、営業損益を3億4500万円の黒字から3億円の赤字(前期14億4100万円の黒字)へ、最終損益を4億2900万円の赤字から6億500万円の赤字(同5億5100万円の黒字)へ下方修正したが、アク抜け感から買われているようだ。当初予定よりクラウド、オンプレミスともに好調に推移しているため、売上高は217億3000万円から218億4400万円(前期比18.1%増)へ上方修正したが、認知獲得を目的とした広告への積極投資を継続し、広告宣伝費が増加したことに加えて、中長期的観点から従業員への給与など人的投資を拡大し、給与など人件費が増加したことが要因としている。

■塩野義製薬 <4507>  6,697円  +289 円 (+4.5%)  11:30現在
 塩野義製薬<4507>は大幅反発。23日の取引終了後、上限を720万株(発行済み株数の2.39%)、または500億円とした自社株買いを実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。取得期間は6月24日から12月30日まで(予定)。企業価値の更なる向上につながる株主還元の強化、資本効率の向上、経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を図ることが目的。また、シオノギ感染症研究振興財団への活動支援を目的とした第三者割当による自己株の処分に伴う株式価値の希薄化にも対処するという。あわせて、23年2月10日付で420万株の自社株を消却すると発表した。

■ブシロード <7803>  1,474円  +59 円 (+4.2%)  11:30現在
 ブシロード<7803>が続伸。23日の取引終了後、22年6月期に初配当を実施する予定であることを発表しており、これが好感されているようだ。配当額は未定。今期業績において売上高、純利益ともに2007年創業来の最高額を達成できる見込みにあることから、株主への利益還元として初となる剰余金の配当を行うという。また、今後も引き続き経営成績に応じた利益還元を継続的に行う方針とした。

■東京エレクトロン <8035>  46,700円  +1,760 円 (+3.9%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>が続伸している。6月7日を境に10営業日連続安となり、6月21日に下げ止まった後も、強弱観が対立し4万5000円近辺でもみ合う動きをみせていた。市場では「インテル<INTC>のCEO(最高経営責任者)が半導体の供給不足が少なくとも2024年まで続くと予測したことが前日に報じられ、半導体設備投資需要も当面強い追い風が吹くとの思惑が、関連株を刺激しているようだ」(中堅証券アナリスト)としている。同社株の急落局面では、逆張り志向の個人投資家が信用取引を活用して買い向かう動きが観測され、マーケットでもその動向が注目されている。

■Jエレベータ <6544>  1,368円  +19 円 (+1.4%)  11:30現在
 ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>が反発している。23日の取引終了後、同社が発行済み株数の60.0%を所有するトヨタファシリティーサービス(東京都豊島区)の株式を追加取得し完全子会社化すると発表しており、これが好材料視されている。トヨタファシリティーサービスは、同社グループの一員として首都圏及び関西圏を中心にエレベーターメンテナンス事業を展開しているが、完全子会社化により一層の連携強化と意思決定の迅速化を図り、更なる企業価値の向上を目指すという。なお、同件による23年3月期業績への影響は軽微としている。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,173円  +70 円 (+1.4%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>は頑強な値動き、5000円台前半で売り物を吸収しプラス圏で推移している。前日の米国株市場ではハイテク値がさ株への買い戻しが続き、ナスダック総合株価指数が大幅反発、これは米ハイテク株に積極投資する同社株にとって追い風となっている。また、直近では中国テック企業への買い戻しが活発化している。同社が出資する中国電子商取引最大手のアリババ集団<BABA>は前日の米国株市場(ADR)で6.6%高と急伸、これもソフトバンクGの株価を刺激するポジティブ材料として働いている。

■三菱UFJ <8306>  736円  -14.5 円 (-1.9%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクや第一生命ホールディングス<8750>など大手生保株が売りに押されている。前日の米国株市場ではリセッション懸念を背景に米10年債利回りが3%近辺まで急低下しており、米国事業を展開する大手金融機関にとってはマイナス材料として意識されている。ただ、一方で世界的な金融引き締めが相次ぐなか、日本も金利上昇が不可避との見方が高まっており、日銀の政策変更に向けた思惑も根強い。そうした思惑を反映し、前週は海外投資家による中長期国債売り越し額が過去最大に膨らんだことが報じられており、下値では押し目を拾う動きが顕在化する可能性もある。

■ファーストリテイリング <9983>  69,920円  -880 円 (-1.2%)  11:30現在
 ファーストリテイリング<9983>は全体相場の上昇に逆行し3日ぶり反落となっている。ここハイテク値がさ株が冴えない動きを見せていた一方、同社株は年初来高値圏で強調展開を続けていた。市場では「前日の米国株が踏みとどまったことで、きょうは週末ということもあり、ヘッジファンドのロング・ショートの巻き戻しが入っている」(中堅証券ストラテジスト)という指摘が出ていた。同社株は日経平均寄与度の高い値がさ株として先物主導の裁定売買も反映されやすく、取り立てて悪材料がでているわけではないものの、インデックス的な売りが影響しているようだ。

●ストップ高銘柄
 銀座山形屋 <8215>  882円  +150 円 (+20.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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