【材料】<動意株・22日>(前引け)=カルビー、タムロン、シチズン
カルビー <日足> 「株探」多機能チャートより
タムロン<7740>=直近高値上抜け。21日の取引終了後、22年12月期の配当予想について、中間配当を25円から30円へ増額修正したことが好感されている。年間配当予想は87円(従来予想82円)となり、前期実績に対して5円の増配となる。
シチズン時計<7762>=続伸。同社は21日取引終了後発行済み株式数の6.47%に相当する2035万3809株の自社株を消却することを発表(消却予定日は7月29日)しており、これが株式需給面でインパクトのある材料として投資資金を誘導している。同社は株主還元に積極的な姿勢を示しており、配当性向5割をメドに23年3月期の年間配当は前期実績比12円増配となる30円を計画している。また、足もとで急速な円安が進行していることも、海外売上高が全体の70%以上を占める同社にとって強力な追い風として意識される。
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出所:MINKABU PRESS