市場ニュース

戻る
 

【材料】三菱UFJなどメガバンクは強弱観対立、米長期金利上昇も日銀の緩和姿勢に変化なし

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>のメガバンク3銘柄は、いずれも強弱観対立のなかで売り買い交錯。米国ではFRBの金融引き締め強化の思惑を背景に長期金利が上昇し、前日の10年債利回りは終値ベースで再び3.3%近辺まで水準を切り上げており、米国事業を展開するメガバンクにはプラスとなる。一方、国内では日銀が大規模金融緩和の姿勢を維持しており、市場では「きょうの朝方に開示された日銀金融政策決定会合の議事要旨(4月開催分)でも緩和一辺倒の印象でスタンスに全く変化はない」(ネット証券マーケットアナリスト)という。これは銀行セクターにはネガティブ材料として働きやすい。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均