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【市況】東京株式(前引け)=続落、FOMC目前で買い手控え

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 15日前引けの日経平均株価は前営業日比194円85銭安の2万6435円01銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は5億8058万株、売買代金概算は1兆3244億円。値上がり銘柄数は482、対して値下がり銘柄数は1282、変わらずは74銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が全面安に売り込まれたことでリスク回避目的の売りが続いた。日経平均は前日に下げ渋る動きをみせていたが、きょうは改めて売り直され、2万6000円台前半まで水準を切り下げている。日本時間あす未明に発表されるFOMCの結果やパウエルFRB議長の記者会見を控え、押し目に買い向かう動きも限定的となっている。前引け時点でプライム市場全体の約70%の銘柄が下落する展開となっている。

 個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が安く、東京エレクトロン<8035>も値を下げた。また、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>、INPEX<1605>も安い。任天堂<7974>も売られた。マネジメントソリューションズ<7033>が急落、パーク24<4666>の下げも目立つ。半面、ソフトバンクグループ<9984>が買い優勢、川崎汽船<9107>など海運株もしっかり。ファーストリテイリング<9983>も堅調。ヤーマン<6630>が値上がり率トップに買われ、関西ペイント<4613>も大幅高。インテリジェント ウェイブ<4847>も物色人気。

出所:MINKABU PRESS

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