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【材料】ソフトバンクGが1カ月半ぶり5500円台回復、自社株買いと買い残の整理進捗を好感

SBG <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソフトバンクグループ<9984>が続伸で4月21日以来約1カ月半ぶりに5500円台を回復した。米国ではナスダック総合株価指数が戻り足に転じていることで、ナスダック市場の動向と株価連動性の高い同社株には追い風となっている。また、同社が出資する中国電子商取引大手のアリババ<BABA>の株価もここにきて底値圏離脱の動きを強めており、これもポジティブ材料視されている。

 また、同社は昨年11月に最大1兆円の自社株買いを発表しているが、5月2~31日に1200億円弱の自社株買いを実施したことを発表、累計でみた進捗率はまだ5割強ということで、今後も高水準の自社株買いに対する思惑が買い安心感につながっている。信用買い残も整理が進み、直近3日申し込み現在で1000万株を下回ってきた。信用買い残が1000万株を下回るのは昨年4月末以来で、戻り売り圧力の軽減が意識されている。

出所:MINKABU PRESS

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