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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 朝方のリバランス一巡後は、25日、75日線水準でこう着


 日経225先物は11時30分時点、前日比20円安の2万6720円(-0.07%)前後で推移。寄り付きは2万6780円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6675円)を上回り、買い先行で始まった。米スナップ<SNAP>の急落の影響については前日に織り込まれていたほか、NYダウが一時500ドルを超える下落局面からプラスに転じていたこともあり、朝方は買い戻しが先行したようだ。開始直後につけた2万6790円を高値に軟化し、一時2万6580円まで売られたものの、グローベックスの米株先物がプラス圏で推移するなかで売りを仕掛けてくる動きは限られた。売り一巡後は25日、75日移動平均線が位置する2万6700円辺りでの保ち合いとなった。

 日経225先物は朝方のリバランスが一巡した後は、25日、75日線水準でこう着。エヌビディア<NVDA>の決算や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控えて、売り買いともに積極的な売買は手控えられているようだ。

 NT倍率は先物中心限月14.21倍に低下。一時14.25倍に上昇する場面もあったが、NTロングの動きは限られ低下傾向に。ただし、25日線を支持線とした推移を継続しているため、NTショートも仕掛けづらいところであろう。

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