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【通貨】外為サマリー:1ドル127円80銭前後で推移、ユーロの買い目立つ

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=127円81銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭強のドル高・円安となっている。

 23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=127円90銭前後と前週末に比べ2銭程度のドル高・円安とほぼ横ばい。米株高や米長期金利の上昇を受けて一時127円94銭まで強含んだものの上値は重かった。

 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が23日公表のブログで「9月末までにマイナス金利政策から脱却できる状況になるだろう」との見通しを示したことから、ECBの早期利上げ観測を背景としたユーロ買い・ドル売りが出やすくなっており、これが対円でのドルの重さにつながっている様子。時間外取引でNYダウ先物が軟調推移となっていることも影響し、この日の東京市場では午前9時40分ごろに127円63銭まで押される場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0669ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0070ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=136円36銭前後と同1円10銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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