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【材料】ソフトバンクGがウリ気配スタートで急反落、投資環境を横にらみにリスク回避の売り

SBG <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソフトバンクグループ<9984>はウリ気配スタートとなり5日ぶり急反落、寄り付きから売り物がかさみ再びフシ目の5000円大台を割り込んだ。前日の米国株市場が波乱安の展開となり、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は566ポイント安と前日の上昇幅を大きく上回る下げ幅を記録、下落率も4.7%安に達した。ナスダック市場と株価連動性の高い同社株には向かい風が強い。同社は22年3月期は過去最大の最終赤字を計上したが、今期も現状は投資環境の改善が見込みにくい状況が続いている。市場関係者も「短期的には自社株買いへの期待が同社の株価を下支えするが、万が一連続で大幅最終赤字となった場合を想定すると、機関投資家はそのリスクを被りにくい。金利上昇局面では同社株の保有ポジションを下げざるを得ないだろう」(中堅証券アナリスト)という声も出ている。

出所:MINKABU PRESS

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