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【材料】ドラフトキングスは好決算も下落 黒字化にはほど遠いとの指摘も=米国株個別

 オンラインカジノのドラフトキングス<DKNG>が取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、EBITDAは赤字だったものの予想ほどではなかった。ガイダンスも公表しており、通期の売上高見通しを上方修正している。

 決算を受け株価は買い先行で始まったものの、直ぐに下げに転じている。全体相場が軟調な動きとなっていることもあるが、一部からは、黒字化にはほど遠く、株価の潜在価値は限定的との評価も出ていた。ガイダンスには勇気づけられるものの、赤字は依然として大きく、開設予定の多くの市場の影響も含まれていないと指摘した。

(1-3月・第1四半期)
・売上高:4.17億ドル(予想:4.15億ドル)
・EBITDA(調整後):-2.89億ドル(予想:-3.27億ドル)
・月間ユニークペイヤー数:200万人(予想:200万人)
・月間ユニーク・ペイヤー1人当たりの平均売上高:67ドル(予想:63.97ドル)

(通期見通し)
・売上高:19.3~20.3億ドル(従来:18.5~20.0億ドル)(予想:19.6億ドル)
・EBITDA(調整後):-7.60~8.40億ドル(従来:-8.25~-9.25億ドル)(予想:-9.13億ドル)

(NY時間13:11)
ドラフトキングス<DKNG> 13.68(-0.77 -5.30%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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