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【市況】株価指数先物【寄り前コメント】 2万6500円~2万7000円のレンジを想定しつつ、押し目狙いのロングスタンスに


大阪6月限ナイトセッション
日経225先物 26810 +270 (+1.01%)
TOPIX先物 1887.0 +14.5 (+0.77%)
シカゴ日経平均先物 26795 +255
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 25日の米国市場はNYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。中国では新型コロナウイルスの新規感染者数が増加するなか、上海に続いて北京でもロックダウンが警戒され、25日の上海市場が5%を超える急落だったことが嫌気され売りが先行した。中国の景気減速懸念からNYダウは一時500ドル近く下落する場面も見られた。ただし、売り一巡後は長期金利の低下を受けてハイテク株を中心に買い直され、相場全体を押し上げる格好。S&P500業種別指数はメディア、ソフトウエア・サービス、半導体・同製造装置が上昇する一方で、エネルギー、電気通信サービス、公益事業が下落した。

 シカゴ日経平均先物(6月限)清算値は、日中大阪比255円高の2万6795円で取引を終えた。日経225先物(6月限)のナイトセッションは日中比60円高の2万6600円で始まり、その後2万6690円まで買われた。米国市場の取引開始後に軟化し下落に転じると、一時2万6400円まで売られる場面もあった。ただし、米国市場の切り返しとともにリバウンド基調を強め、終盤にかけて2万6850円まで買われ、2万6810円とナイトセッションの高値圏で取引を終えた。

 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。明確な底入れ感は確認しづらいところだろうが、4月13日につけた直近安値2万6240円を意識しつつも、節目の2万6500円割れで、いったんはリバウンドを想定したスタンスに向かいそうだ。ただし、75日移動平均線が2万6910円辺りに位置しているほか、5日線が2万7030円で推移しており、これらの水準が心理的な抵抗線になろう。

 中国市場の動向が重荷となる可能性はあるものの、まずは2万6500円~2万7000円のレンジを想定しつつ、75日線水準では強弱感が対立しやすく戻り待ちのショートが入りやすいと見られる。もっとも、前日までの下落である程度はショートが積み上がっている半面、先週末からの調整によりロングサイドのポジション圧縮は一巡していると考えられ、押し目狙いのロングスタンスに向わせよう。

 VIX指数は一時31.60まで上昇した後に低下し、27.02で終えた。とはいえ、VIX指数については楽観視できる水準ではなく、積極的な売買は引き続き手控えられやすい。短期的な資金が中心のため値幅は出やすいが、その後のクローズに伴う反動には注意する必要がある。NT倍率は先物中心限月で14.17倍に低下し、支持線として意識される75日線水準まで下げてきた。米国ではハイテク株を中心に切り返している動きもあり、日経平均優位の動きにより、NT倍率は75日線からの反発が見込まれる。タイミング的にもNTロングは入りやすいだろう。

 ただし、米国では大型テック株や半導体株の決算が控えており、基本的にはこう着感の強い相場展開のなか、短期的なスプレッド狙いの動きとなる。

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