【特集】「農業関連」が19位にランク、岸田首相が自給率向上に取り組む考えを示す<注目テーマ>
カネコ種 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 円安メリット
2 メタバース
3 半導体
4 防衛
5 量子コンピューター
6 木材
7 サイバーセキュリティ
8 円高メリット
9 輸出
10 再生可能エネルギー
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「農業関連」が19位となっている。
岸田文雄首相は17日、食料の自給率向上や農業の国際的な競争力の強化に取り組む考えを示した。これは同日に訪れた石川県輪島市での車座集会で、ロシアのウクライナ侵攻を背景とした世界的な食料価格高騰を踏まえて述べたもの。これを受けて株式市場では農業関連への注目度が高まっているようだ。
自給率の向上には農作物の品種改良や農業の効率化が欠かせず、カネコ種苗<1376>やサカタのタネ<1377>といった種苗株のほか、OATアグリオ<4979>や北興化学工業<4992>などの肥料・農薬メーカーは要マークだ。
また、栽培計画などをクラウド上で管理する「農場物語」を提供するイーサポートリンク<2493>、技能の可視化・継承などを支援する農業ICTソリューション「OGAL(オーガル)」を展開するキーウェアソリューションズ<3799>、農業ITプラットフォーム「みどりクラウド」を手掛けるセラク<6199>などのスマート農業関連も見逃せない。
出所:MINKABU PRESS