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【材料】インテリックス---3Qは減収も、リソリューション事業分野が堅調に推移

インテリクス <日足> 「株探」多機能チャートより

インテリックス<8940>は7日、2022年5月期第3四半期(21年6月-22年2月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.7%減の236.93億円、営業利益が同13.2%減の6.01億円、経常利益が同27.7%減の3.62億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同20.6%減の2.15億円となった。

リノベーション事業分野の売上高は前年同期比22.4%減の190.96億円、営業利益は同17.7%減の7.80億円となった。物件販売の売上高は、リノヴェックスマンションの販売件数の減少により同23.6%減の179.67億円、同事業分野における賃貸収入の売上高は同19.8%減の1.10億円、その他収入の売上高はリノベーション内装事業の受注増を反映し、同6.2%増の10.17億円となった。

ソリューション事業分野の売上高は前年同期比1.3%増の45.97億円、営業利益は同61.4%増の4.33億円となった。物件販売の売上高は、収益物件やリースバック物件の売却等により構成され、同1.5%減の36.64億円、同事業分野における賃貸収入の売上高は同12.8%増の7.63億円、その他収入の売上高はホテル等の宿泊事業などにより構成され、同21.4%増の1.69億円となった。

利益面では、売上総利益が、リノヴェックスマンション販売の件数減の影響を利益率改善により補うとともに、リースバック事業における流動化を実施したこと等により、前年同期比1.2%増となった。しかしながら、販売費及び一般管理費が新事業分野への開発投資やシステム投資等の支出等により増加し、営業利益は減益となった。

2022年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.3%増の432.34億円、営業利益が同40.9%減の12.83億円、経常利益が同47.9%減の10.04億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同38.9%減の6.89億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

 提供:フィスコ

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