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【材料】リソー教育---22年2月期は2ケタ増収・大幅な増益、グループ各社の生徒数が前期・前々期より順調に増加

リソー教育 <日足> 「株探」多機能チャートより

リソー教育<4714>は7日、2022年2月期連結決算を発表した。売上高が前期比19.1%増の300.08億円、営業利益が同199.8%増の30.30億円、経常利益が同155.7%増の30.48億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同337.9%増の24.31億円となった。

当年度におけるグループ各社の生徒数は前期・前々期を上回る水準となっており、学校内個別指導事業「スクールTOMAS」の導入校も増加するなど既存事業の業績は順調に推移している。

TOMAS(トーマス)(学習塾事業部門)については、完全1対1の進学個別指導による高品質な教育サービスを提供し、売上高は前期比16.3%増の158.30億円となった。当年度においては、TOMAS上尾校(埼玉県)、TOMAS大船校(神奈川県)、TOMAS月島校(東京都)、TOMAS流山おおたかの森校(千葉県)、メディックTOMAS吉祥寺校(東京都)、インターTOMAS田町校(東京都)を新規開校、TOMAS田町校(東京都)、TOMAS蒲田校(東京都)を移転リニューアルした。

名門会(家庭教師派遣教育事業部門)については、100%プロ社会人講師による教育指導サービスの提供に加え、全国区へ事業展開を図っており、売上高は前期比8.3%増の51.47億円となった。当年度は、名門会鹿児島校(鹿児島県)、名門会熊本校(熊本県)、TOMEIKAI新潟校(新潟県)、TOMEIKAI天神校(福岡県)を新規開校、名門会天神駅前校(福岡県)、TOMEIKAI長崎校(長崎県)を移転リニューアル、オンライン事業の拠点として、下北沢オンラインセンター(東京都)を新規設した。

伸芽会(幼児教育事業部門)については、名門幼稚園・名門小学校受験業界でトップクラスの合格実績を誇る既存事業「伸芽会」に加え、受験対応型の長時間英才託児事業「伸芽’Sクラブ(しんが~ずくらぶ)」の2つのブランドの充実を図り、売上高は前期比24.0%増の60.03億円となった。当年度においては、伸芽会吉祥寺教室(東京都)、伸芽’Sクラブ託児荻窪校(東京都)、伸芽’Sクラブ学童吉祥寺校(東京都)、伸芽’Sクラブ学童大宮校(埼玉県)を新規開校、伸芽会浦和教室(埼玉県)を移転リニューアルした。

スクールTOMAS(学校内個別指導事業部門)については、学校内個別指導塾「スクールTOMAS」の営業展開を推し進め、売上高は前期比50.4%増の20.22億円となった。

プラスワン教育(人格情操合宿教育事業部門)については、情操分野を育む多彩な体験学習サービスの提供を行い、売上高は前期比55.9%増の9.90億円となった。当年度においては、TOMAS体操スクール広尾校(東京都)を新規開校した。

その他の事業の売上高は前期比31.5%増の0.14億円となった。

2023年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.0%増の330.00億円、営業利益が同19.1%増の36.10億円、経常利益が同21.4%増の37.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.8%増の25.00億円を見込んでいる。

《ST》

 提供:フィスコ

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