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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 SQに絡んだ買い一巡後は、こう着感の強い相場展開に


 日経225先物は11時30分時点、前日比70円安の2万6830円(-0.26%)前後で推移。寄り付きは2万7090円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7055円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まり、一時2万7190円まで買われる場面があった。ただし、SQに絡んだ商いの影響と見られ、買い一巡後は利食いに押されるなか下げに転じ、終盤にかけて2万6760円と前日の安値水準まで売られた。売り一巡後は下げ渋り、2万6800円を挟んだこう着で推移。

 米国市場が反発した流れに加えて、SQに絡んだ商いが日経平均株価TOPIXともに若干ながら買い越しだったことから上げ幅を広げて始まったが、75日移動平均線が心理的な抵抗として意識されるなか、戻り売りに押された。もっとも、下値は25日線が支持線として見られており、狭いレンジでの推移である。このところ前場終盤にかけて売られ、後場は底堅さが見られるなかで引けにかけて若干ながら出直りを見せている。本日も同様の展開が想定されるなか、後場はややリバウンドを狙った動きが期待されそうだ。

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